こんにちは、おーです!
楽天クレジットカード決済では、毎月1日固定でしか積立設定ができませんので、相場がうまく調整してくれているタイミングで投資できることは稀かもしれませんが、9月相場が軟調で上下に大きく動きはじめていましたので、この流れを引き継ぎ10月1日投資分は安めに購入できそうなチャンスがきました。
積立初期に少しでも安く、多めに口数を増やすことができるのは、将来に向けて非常にありがたいことですので嬉しいです。
(毎日、毎週、毎月で将来の受取額にどの程度の差がでるかをいろいろな方が比較していますが、結局大差ないという結論はありますが、やはり少しでも安く購入できるというのは感情的に嬉しいものです)
毎月恒例にさせていただいております、つみたてNISAの運用報告について、2021年9月末時点の推移(2021年枠運用9ヶ月経過時点)について、夫婦運用実績をざっくりご紹介させていただきます。
先月の運用実績はこちらをご覧ください。
【2021年枠:積立9ヶ月目】つみたてNISA、夫婦の運用実績(2021年9月分)
つみたてNISAの概要
制度の概要など、つみたてNISAの詳細は過去に作成した下の記事(①)をご覧いただければと思います。
また最近、運用実績をご紹介し始めた初回記事の内容を改訂し、我が家の運用方針などについての考え方を重点に記載する内容へ再編集しましたので、興味がある方は下の記事(②)をご覧ください。
我が家の投資方針
詳しくは上記(②)記事をご覧いただくとして、ざっくりした方針は以下のとおりです。
我が家は年齢が40代ですので、つみたてNISAは以下目的でシンプルに積立中です。
- 将来の自分たちの年金(=自分年金)としての積立・運用
- 生活防衛費を除いて投資に回し資産形成を図りつつ、万が一の緊急事態(急にお金が入り用になった場合)には、少額ずつ取り崩す可能性はあるが、基本は資産運用をできるだけ長期で継続、複利を利用しつつ将来に備える
わたしの運用実績と資産配分(2021年9月末時点)
運用実績(わたしの投資先=楽天VTI)
2021年9月末時点は、8月末と比較して「損益額:-5,779円」、「損益率:-3.33%」と減少しました。

累積投資額 | 9月末残高 | 損益額 | 損益率 |
299,997円 | 328,077円 [33,333円] |
+28,080円 (+33,859円) |
+9.36% (+12,69%) |
( )内は先月損益額、損益率を、[ ]は9月投資額を示す
楽天証券から引用したつみたてNISA運用開始以降の資産推移グラフは下のとおりです。
わたしがつみたてNISAを開始した2021年以降は右肩あがりの相場が続いていましたが、9月は(ある意味予想どおり)相場が軟調に推移していることが確認できます。

下のグラフはつみたてNISAを開始以降、毎月の投資目標に対する進捗などの推移を確認しているグラフです。
(左軸は金額:円を、右軸は損益率:%を表示)

開始当初から概ね順調に右肩あがりで推移していますが、直近2021年9月はいままでで一番大きな損益率の低下が確認できます。
資産配分
個人的には米国市場は信頼のおける投資先だと考えています。
わたしは引き続き信じて『楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VIT)』の一択で変更はありません。

本家(VTI)の参考情報:9月チャート、年初来チャート
下のチャートは参考ですが、楽天VTIが連動を目指しているETFである「VTI」の2021年に関するチャート推移です。
投資信託の楽天VTIがドンピシャこのチャート通りに推移しているものではありませんが、短期の傾向をみるために参考に掲載しておきます(楽天VTIはあくまでVTIへの連動を目指して投資信託で運用されている)。
9月の1ヶ月(30分足表示)チャート

9月上旬以降、徐々に下がっていることが確認できます。
軟調な推移で終了した9月ですが、10月以降はどうでしょうか。
2021年の年初来(日足表示)チャート

(青線は100日移動平均線)
9月末時点で100日移動平均線のあたりでウロウロと推移しています。
1月以降、右肩あがりでしたが、9月は調整していることがよくわかります。
投資信託の楽天VTIはほったらかしですが、違う銘柄への投資という意味でも今後の推移に非常に注目しています。
本家(VTI)の参考情報:9月分配金
投資信託では分配金は出されませんが(内部で自動的に再投資に回されるので)、9月はETFとしてのVTIから四半期/回の定例分配金が出されましたので、こちらも参考にご紹介しておきます。

投資信託では自動で再投資に回されるため、現時点で受け取りはできませんが、将来に向けた資産最大化へ大きく貢献してくれる分配金ですので、分配金も増配していることは知っておいてもいいかと思います。
奥様の運用実績と資産配分(2021年9月末時点)
続いて、奥様の現状です。掲載について、事前に許可は頂いております。
運用実績(奥様の投資先=楽天VT)
奥様は「全世界株式」ですので、これ以上ないほどの究極の分散を実施できており、世界市場の成長をまるっと享受できる投資先です。
2021年9月末時点は、8月末と比較して「損益額:-5,011円」、「損益率:-2.71%」と減少しました。

累積投資額 | 9月末残高 | 損益額 | 損益率 |
299,997円 | 319,856円 [33,333円] |
+19,859円 (+24,870円) |
+6.61% (+9.32%) |
( )内は先月損益額、損益率を、[ ]は9月投資額を示す
楽天VTの推移グラフは以下のとおりです。
こちらも半分以上を米国が占めるので、必然的に動向は米国偏重で値動きは似ていますが、ならして世界経済全体の成長を取り込める投資先です。

奥様分の資産推移は以下のとおりです。

資産配分
奥様も引き続きシンプルに『楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)』で運用を継続しています。

本家(VT)の参考情報:9月チャート、年初来チャート
こちらもあくまで参考ではありますが、楽天VTが連動を目指しているETFである「VT」の2021年に関するチャート推移です。
参考に掲載しておきます。
9月の1ヶ月(30分足表示)チャート

半分以上が米国ですので、値動きは似ています。
2021年の年初来(日足表示)チャート

(青線は100日移動平均線)
VTは明確に100日移動平均線を割って推移しています。
こちらは中国などを投資先に含んでいますので、より今後の推移が興味深いといっていいかもしれません。
本家(VT)の参考情報:9月分配金
投資信託では分配金は出されませんが(内部で自動的に再投資に回されるので)、9月はETFとしてのVTからも四半期/回の定例分配金が出されましたので、こちらも参考にご紹介しておきます。

本家(VTIとVT)の参考情報:9月変動率
ついでなので、最後にETFであるVTIとVTの1ヶ月変動率を参考に比較しておきます。

これを見ると、VTの方がVTIよりも少し変動が大きかったことがわかります。
中国恒大集団の懸念など、VTが取り込んでいる市場の動向も寄与しているものと思いますが、10月以降も注目ですね。
夫婦合算:2021年9月末時点での運用状況
2021年の3/4経過時点です。
年間2人で80万円の満額積立を目指し、1年間だけ利用できる2021年の非課税枠にせっせと積立を継続しています。

それぞれの損益率推移を比較したものは以下のとおりですが、現在は楽天VTIのほうが高めには推移しています。
相場が軟調とはいえ、全体でみれば損益率はまだ大きくプラスで推移していることが確認できます。

夫婦の月末時点評価額を合算し、割合で表示したものです。

2021年枠の積立もあと3回、10月はいつもよりは安く買えそう

今年もなんだかんだで、残すところ投資可能な枠はあと3回分となりました。
現在の投資環境は整備されているので、つみたてNISAにしても、iDeCoなどにしても、コツコツと積み立てを継続するだけで(一度設定してしまえばある意味ほったらかしで)、運用できるので管理が楽でほんとに助かりますね。
何より相場を気にせずに、機械的に買ってくれるのは何かとありがたい面もあります。
購入は淡々と自動かつ機械的ですが、心情的にはいままでは上昇相場での買い付けとなっていまたので10月の買付は少しでも安い価格で買えそうで、購入できる口数が増えそうなのでラッキーに感じています。
積立初期に株価が調整して下落してくれれば、将来の受け取れる資産額アップに貢献してくれる可能性が高まるので、ウェルカム程度に考えて、ほったらかしで問題ないと思います。
2021年枠に対してあと3回、これからも確実に積立をして、来年以降は(2021年枠に対しては)長期のほったらかしで、資産がどのように推移してくれるのかも楽しみに見ていきたいですし、来年はまた新たな2022年枠への積立開始も待っています。
なにがあっても長期でホールドすることを考えたら、取るに足らない調整などほっておいて(忘れていても将来資産が増えることを期待した積立設定をしたうえで)、日常を楽しく過ごしつつ将来に備えていくことが大切に思います。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
それではまたっ!!
関連記事です。
つみたてNISAについては少しずつ記事を充実させているところで、初心者の方にわかりにくそうだなと(わたしが)感じている部分を以下、少しずつ記事にしています。