こんにちは、おーです!
もう今年も7月が終わってしまいました、歳とともに1ヶ月が経過するのが早くなっているように感じます。
このような現象については心理学的に研究されており、「ジャネーの法則」というのだそうです(詳細は割愛します)。
歳とともに時間経過が早いように感じるのであれば、より大切に時間を利用する必要があるとも言えますね。
それでは、毎月恒例の2021年7月末時点の推移(2021年枠運用7ヶ月経過時点)のつみたてNISA夫婦の運用実績ををざっくりご紹介をさせていただきます。
先日、金融庁がNISA口座の開設状況など(四半期実績)を掲載していました。
資産形成の必要性に気づき、行動を開始したかたが徐々に増えています。
先月の運用実績はこちらをご覧ください。
【2021年枠:積立7ヶ月目】つみたてNISA、夫婦の運用実績(2021年7月)
つみたてNISAの概要
制度の概要など、つみたてNISAの詳細は過去に作成した各記事をご覧いただければと思います。
おおまかには以下の記事に概要をすべて記載しています。
つみたてNISAについては少しずつ記事を充実させているところで、初心者のかたにわかりにくそうだなと(わたしが)感じている部分を以下、少しずつ記事にしています。
また、その他にも「つみたてNISAを学ぶオススメのYou Tube動画」、「我が家が保有している資産を選んだ理由」などは、このシリーズ記事を作り始めた初期に紹介しています。
我が家の投資方針
我が家は年齢が40代ということもありますので、ざっくり言えばつみたてNISAは以下の目的でシンプルに積立をしています。
- 将来の自分たちの年金(=自分年金)としての積立・運用
- 生活防衛費を除いて投資に回し資産形成を図りつつ、万が一の緊急事態(急にお金が入り用になった場合)には、少額ずつ取り崩す可能性はあるが、基本は資産運用をできるだけ長期で継続、複利を利用しつつ将来に備える
2021年7月時点でも投資方針や目的に変更はありません。
つみたてNISAは未来の自分たちに、今の自分たちが取り組むことができる『仕送り』と捉えています。
わたしの運用実績と資産配分(2021年7月末時点)
運用実績(わたしの投資先=楽天VTI)
2021年7月末時点は、6月末と比較して損益額は若干増加していますが、損益率は-0.38%という結果でした。

6月末残高 | 7月投資額 | 7月末残高 | 損益額 | 損益率 |
223,787円 | 33,333円 [233,331円] |
260,207円 | +26,876円 (+23,789円) |
+11.51% (+11.89%) |
( )内は先月を、[ ]は累積を示す。
つみたてNISA運用開始以降の資産推移グラフは下のとおりですが、全体を通じてみると現在は右肩あがりです。

下のチャートは、楽天VTIが連動を目指しているETFである「VTI」の7月、1ヶ月の日足チャートです。
投資信託の楽天VTIがドンピシャこのチャート通りに推移しているものではありませんが、短期の傾向をみるために参考に掲載しておきます(楽天VTIはあくまでVTIへの連動を目指して投資信託で運用されている)。

下の棒グラフはモチベーション維持のために作成&実績推移の把握に活用しているグラフです。
7月も目標額としている33,333円を無事に積立することができました。
月末時価評価額(赤色)が目標とする毎月積立額ライン(階段状に着色している部分)を超えています。

資産配分
20年程度というスパンでの長期投資に対して、個人的には米国市場は信頼のおける投資先だと考えていますので、わたしは引き続き信じて『楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VIT)』の一択です。

奥様の運用実績と資産配分(2021年7月末時点)
続いて、奥様の現状です。掲載について、事前に許可は頂いております。
運用実績(奥様の投資先=楽天VT)
奥様は「全世界株式」ですので、これ以上ないほどの究極の分散を実施できており、世界市場の成長をまるっと享受できる投資先です。

楽天VT(全世界株式)の1ヶ月経過後の月末時点時価評価は以下のとおりです。
6月末残高 | 7月投資額 | 7月末残高 | 損益額 | 損益率 |
220,406円 | 33,333円 [233,331円] |
253,330円 | +19,999円 (+20,408円) |
+8.57% (+10,20%) |
( )内は先月を、[ ]は累積を示す。
楽天VTの2021年7月末時点は、6月末と比較して損益額、損益率ともに減少していますが、プラスでは推移しています。
損益率は楽天VTIの-0.38%に対し、楽天VTが-1.63%ですので、全世界株式のほうが大きく変動したことがわかります。
楽天VTの推移グラフは以下のとおりです。
こちらも半分以上を米国が占めるので、必然的に動向は米国偏重で値動きは似ています。
世界にまるっと分散しているので、現時点で右肩上がりの力強さは楽天VTIよりもなだらかな印象です。

下のチャートは、楽天VTが連動を目指しているETFである「VT」の7月、1ヶ月の日足チャートです。
こちらも投資信託の楽天VTがドンピシャこのチャート通りに推移しているものではありませんが、短期の傾向をみるために参考に掲載しておきます。

相場はどうでも、まずは積立が継続できていることが大切です。
奥様分も7月の目標額33,333円を無事に積立することができました。

資産配分
奥様は引き続き『楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)』でシンプルに運用を継続しています。

夫婦合算:2021年7月末時点での運用状況
2021年の折返し(後半戦)に突入しました。
年間2人で80万円の満額積立を目指し、1年間だけ利用できる2021年の非課税枠にせっせと積立しています。

それぞれの損益率推移を比較したものは以下のとおりです。
現在は楽天VTIのほうが高めには推移していますが、それぞれ全体でみれば損益率は大きくプラスで推移しており、現状は相場が良すぎることがわかります。

夫婦の月末時点評価額を合算し、割合で表示したものですが、リターンの関係上、7月末も楽天VTIが若干多い(誤差の範囲)です。

8月以降は?

6月までと異なり、7月は相場が上下に大きく動いていることも確認できました。
ワクチンが徐々に普及しつつあるとはいえ、日本国内でも感染者が1万人を超える現状、世界的にもデルタ株による感染の再流行なども懸念されています。
また、8月以降FRBによる利上げへの意思表示があるのか?など、様々な要因が絡み合い、市場はより大きく動く可能性もあります。
ですが、つみたてNISAではそのような動向に左右されず、「つみたて」と名がつく通り、愚直に定期的に積立するのみです。
ゴールははるか先ですし、まだまだ20年などの長期を見越して保有する資産ですので、逆に相場が下がれば安く買える、市場の動向など気にせず日常を過ごしていればいいと思います。
つみたてNISAはクレジットカード決済などを活用すれば、このようにほったらかしでも運用できてしまいますし、市場を見なければ不安になって売ってしまう可能性もなくすことができます(忘れている人は強い)。
忙しい現代人の資産形成には非常にありがたい仕組みだと思います。
各自が考える自分なりの山頂を目指して、これからもモチベーションを維持しながら続けていきたいものです。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
それではまたっ!!