こんにちは、おーです!
2021年も上半期が終了しましたね、年々、時間経過の早さを実感しているところです。
今年から楽天証券で開始している夫婦のつみたてNISA口座について、積立期間も半年が経過しました。
上半期は大きな下落や調整などの変動もなく、株式市場は順調に推移してきた印象です。
上半期を終えて、2021年6月時点の推移(運用6ヶ月経過時点)をざっくりご紹介をさせていただきます。
私達と同時期にはじめられたかたはお互いのモチベーションの維持に、また、これから始めることを検討されているかたに対しては、少しでも取り組むきっかけになれば幸いです。
先月の運用実績はこちら「【2021年枠:積立5ヶ月目】つみたてNISA、夫婦の運用実績(2021年5月)」をご覧ください。
【2021年枠:積立6ヶ月目】つみたてNISA、夫婦の運用実績(2021年6月)
つみたてNISAの概要
つみたてNISAについては、別記事「【税制優遇!】つみたてNISAを有効に活用しましょう!!」で、大まかな制度の概要などをご紹介しています。
制度の概要を把握したいかたは、そちらをご覧ください。
また、その他にも
- つみたてNISAのイメージをふくらませるためのおすすめ動画
- わたしたちが購入している資産(なぜこの資産を購入しているのか)
こういった参考にしている資料、我が家が保有している資産を選んだ理由などについては、このシリーズ記事を作り始めた初期の別記事「40代夫婦のつみたてNISA運用方針、運用実績(2021年〜)のご紹介!」に掲載しています。
長くなりますので、この記事内での紹介は割愛させていただきます。
わたしも参考にさせていただいている動画であったり、我が家の投資先とつみたてNISAに対する考え方が気になるかたは、そちらをご覧ください。
我が家の投資方針
我が家は年齢が40代ということもありますので、ざっくり言えばつみたてNISAは以下の目的でシンプルに積立をしています。
- 将来の自分たちの年金(=自分年金)としての積立・運用
- 生活防衛費を除いて投資に回し資産形成を図りつつ、万が一の緊急事態(急にお金が入り用になった場合)には、少額ずつ取り崩す可能性はあるが、基本は資産運用をできるだけ長期で継続、複利を利用しつつ将来に備える
わたしの運用実績と資産配分(2021年6月末時点)
運用実績
2021年6月末時点は、先月から結構大きく変動していました(増えています)。
トータルリターン、損益率ともに先月と比較して増加していることが確認できました。

楽天VTI(全米株式)の1ヶ月経過後の月末時点時価評価は以下のとおりです。
6月は単月で見ると先月から+6,765円と含み益が大きく増加しました(先月が若干減少していたのでその反動で大きく増えてみえている)。
5月末残高 | 6月投資額 | 6月末残高 | 損益額 | 損益率 |
183,689円 | 33,333円 | 223,787円 | +23,789円 (+17,024円) |
+11.89% (+10.21%) |
( )内は先月を示す。
資産の推移グラフで見ると下のとおりですが、相変わらず堅調な相場環境が続いているので、現在は右肩あがり継続中です。

下の棒グラフはモチベーション維持のために作成&実績推移の把握に活用しているグラフです。
6月も目標額としている33,333円を無事に積立することができました。
月末時価評価額(赤色)が目標とする毎月積立額ライン(階段状に着色している部分)を超えています。
調整などの大きな変動もまだありませんので、現時点では資産がプラスで推移していることが分かります。

資産配分
わたしは引き続き『楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VIT)』一択、20年程度というスパンでの長期投資に対して、個人的には米国市場は信頼感のおける投資先だと考えています。

奥様の運用実績と資産配分(2021年6月末時点)
続いて、奥様の現状です。
掲載について、事前に許可は頂いております。
運用実績
奥様は「全世界株式」ですので、これ以上ないほどの究極の分散を実施できており、世界市場の成長をまるっと享受できる投資先です。

楽天VT(全世界株式)の1ヶ月経過後の月末時点時価評価は以下のとおりです。
こちらは1ヶ月で+¥4,570の評価損益となっています。
5月末残高 | 6月投資額 | 6月末残高 | 損益額 | 損益率 |
182,503円 | 33,333円 | 220,406円 | +20,408円 (+15,838円) |
+10.20% (+9.50%) |
( )内は先月を示す。
先回の実績報告(5月末時点)ではリターンが楽天VTI<楽天VTでしたが、今回は楽天VTI>楽天VTとなっています。
このあたり、当面は一進一退でしょうから気にするだけ無駄ですが、月1回の楽しみな比較という観点でみると、今月は米国のほうが伸びたという結果でした。
楽天VTの推移グラフは以下のとおりです。
こちらも半分以上を米国が占めるので、必然的に動向は米国偏重で値動きは似ています。
世界にまるっと分散しているので、現時点で右肩上がりの力強さは楽天VTIよりもなだらかな印象ですが、長期で見るとどうなるでしょうか。

奥様分も6月の目標額33,333円を無事に積立することができました。

資産配分
奥様は引き続き『楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)』でシンプルに、こちらも長期投資先として間違いのない鉄板の投資先と考えていますので、愚直に積立を続けるのみです。

夫婦合算:2021年6月末時点での運用状況
半年が経過しましたので夫婦合算しますと『2021年枠一人分を満額積立完了できた』ということになります。
これで6月末時点で積立額が399,996円となり、夫婦で取り組み半年で40万円を『世界経済の成長に投資』することができました。
これを愚直に続けていければ相当額の積立ができることが分かりますね。

半年経過時点の損益率推移を比較したものは以下のとおりです。
楽天VTIと楽天VTIのリターン差が少しありますが、全体でみれば損益率は大きくプラスで推移しています。

夫婦の月末時点評価額を合算し、割合で表示したものです。

【雑談】本家VTI&VTに四半期の分配金が出されました!(ETFのお話です)
注:これは楽天VTIと楽天VTの投資先である本家(ETFとしてのVTIとVT)のお話です。楽天VTIと楽天VT(投資信託)で分配金がわたしたちに払い出されるというお話ではありませんので注意してください!
参考情報として、米国ETFである「VTI」と「VT」のお話をさせていただきます。
ETFで「VTI」と「VT」を購入している場合、四半期/回の分配金が払い出されます。
投資信託(楽天VTIと楽天VT)では、これらの分配金はファンド内で自動的に再投資に回されるため、効率よく資産を増加させることに寄与しているのですが、本家ETFで直近2021/6月に分配金が払い出されましたので、その状況を簡単に掲載させていただきます。
それぞれ、左表は「四半期ごとの分配金と増配率」、右表は「本家VTI(もしくはVT)の株価と配当利回り」を表にしたものです。
(弊ブログのETF紹介ページで掲載しているものから引用)
VTIの分配金

ETFとしてVTIを1株保有していたら、2021/6月に$0.6753/株が分配金として投資家に分配されました(税引前なので実際の受け取りはもっと少ないです)。
VTIは2020/6月の分配金に対し、2021/6月の単回でみれば若干の減配でした。
ただし、上半期で見ると2020年比で+2.5%程度と増配をキープしています。
下半期の推移にも注目です。
VTの分配金

同じくETFとしてVTを1株保有していたら、2021/6月に$0.5049/株が分配金として投資家に分配されました(税引前です)。
VTは2020/6月の分配金に対し、2021/6月の単回でみれば+40%程度の大幅増配でした。
上半期で見ると2020年比で+30.6%程度と高い増配率をキープしていますので、こちらも下半期の推移にも大注目です。
つみたてNISAは未来の自分たちに、今の自分たちが取り組むことができる『仕送り』

夫婦でつみたてNISAを長期目線で取り組みはじめて、早いもので半年が経過しました。
とりあえず2021年枠に対し半分(=50%)は無事に積立を完了することができました。
下の表は、2021年〜2042年までのつみたてNISA積立期間を概要で表したものです。
あらためておさらいしますと、つみたてNISAは以下のように2021年からはじめても、2042年まで毎年40万円/人の積立が可能です。

我が家の進捗率を確認してみます。
本記事の投稿時点(2021/7/3)では2021/7月分の積立も完了していますので、現時点での進捗率は、
- 2021年の積立枠に対し ⇒ 約58%達成!
- 22年(2021-2042年)の積立可能枠に対し ⇒ 2.6%達成
といった状況です。
下の表は、進捗チェック用に作成してみました。


投資の世界に元本保証などはありませんので、不確実な将来に確実に積み上げた資産が増えていると断言して言い切ることはできません。
ですが(逆に)、銀行などの金融機関に預金や貯金をしていても超低金利な現在、お金は増えないことのほうがはっきりしています(逆にインフレで預金などではお金の価値は目減りしていくことすら考えられます)。
つみたてNISAは、国がわたしたちに準備してくれた『20年という長期間に渡って非課税で運用できる、資産を増やす可能性を大いに秘めた”未来への宝箱”』だと考えています。
自分たちの将来を自分たちで考えてなんとかしてくれという、国からのメッセージだと捉えたほうがいいと思います。
わたしたちが将来の自分たちに向けて取り組める数少ない自衛手段の一つがこの「つみたてNISA」だと言えますので、将来の自分たちに向けた今の自分たちからの仕送りと捉え、(100円と少額から取り組めるこの制度を)可能な範囲で前向きに取り組んでみるのは一案ではないかと思います。
注:ETFで1株購入しようと思えばVTI約25,000円、VT約11,500円(2021/7/2株価と為替110円からざっくり算出)が必要ですが、投資信託なら日本円で少額から投資できるのもいいところ。
また、つみたてNISAはクレジットカード積立など自動引落も活用することができますので、人によっては投資先が決まっていれば、ある程度ほったらかしで着実に取り組めるのも強みの一つだと思います。
忙しい現代人ですが、逆に現代だから取り組める『文明の利器』も大いに活用しつつ、将来に備えることを考えるタイミングにきているのではないでしょうか。
長い目で長期投資を運用するモチベーションの維持と気分転換に、これからも運用実績をご紹介していこうと思います。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
それではまたっ!!