こんにちは、おーです!
とうとう2021年も12月に突入しました。
早いものでもう1年の締めくくりを迎える時期がきたのですね、歳とともにほんとに時間の経過が早く感じます。
そんな時間の経過が早く感じる私達だからこそ、時間を大切に、いまできることをコツコツと積み上げて、自分たちの将来に備えていく必要があるとも言えます。
つみたてNISAは淡々と、奇をてらわず粛々と投資し続け、将来に備えるのにうってつけの投資として弊ブログではご紹介してきました。
記事投稿時点では12月分の積立も完了していますので、2021年は非課税口座に定額購入12回達成することができたことになります。
あとはじっくり寝かせて増やすという、一番難しい取り組みの継続が新たにスタートしますが、ひとまず今回も毎月恒例、夫婦のつみたてNISA運用報告について、2021年11月末時点の推移(2021年枠運用11ヶ月経過時点)をざっくりご紹介させていただきます。
つみたてNISAに関する先月の運用実績はこちらをご覧ください。
もし、いきなりつみたてNISAで自身のお金を投じてみることに抵抗がある方は、例えばポイント投資からトライしてみるというのも一案です。
楽天ポイント(通常ポイント)は投資に利用することも可能ですし、このような抵抗感少なくはじめられそうな方法からはじめて、ステップアップに繋げることも検討されてみてはいかがでしょうか。
楽天ポイント投資についても取り組み年数は短いですが、別記事で状況をご紹介しています。
楽天ポイント投資に関する今月(11月)の運用実績はこちらをご覧ください。
【2021年枠:積立11ヶ月目】つみたてNISA、夫婦の運用実績(2021年11月分)
つみたてNISAの概要
制度の概要など、つみたてNISAの詳細は過去に作成した下の記事(①)をご覧いただければと思います。
また最近、運用実績をご紹介し始めた初回記事の内容を改訂し、我が家の運用方針などについての考え方を重点に記載する内容へ再編集しましたので、興味がある方は下の記事(②)をご覧ください。
我が家の投資方針
詳しくは上記(②)記事をご覧いただくとして、ざっくりした方針は以下のとおりです。
我が家は年齢が40代ですので、つみたてNISAは以下目的でシンプルに積立中です。
- 将来の自分たちの年金(=自分年金)としての積立・運用
- 生活防衛費を除いて投資に回し資産形成を図りつつ、万が一の緊急事態(急にお金が入り用になった場合)には、少額ずつ取り崩す可能性はあるが、基本は資産運用をできるだけ長期で継続、複利を利用しつつ将来に備える
わたしの運用実績と資産配分(2021年11月末時点)
運用実績(わたしの投資先=楽天VTI)
2021年11月末時点は、10月末と比較して「損益額:-1,055円」、「損益率:-1.78%」と小幅下落で終了していました。

累積投資額 | 11月末残高 | 損益額 | 損益率 |
366,663円 | 420,321円 [33,333円] |
+53,658円 (+54,713円) |
+14.63% (+16.41%) |
( )内は先月損益額、損益率を、[ ]は11月投資額を示す
楽天証券から引用したつみたてNISA運用開始以降の資産推移グラフは下のとおりです。
11月末に下げの途中で終了しています。
積立時の変動が大きければ積立投資には有利ですので、まだ1年目の投資ですし、安く購入できるチャンスとしか認識していませんから特に気にしていません。

下のグラフはつみたてNISAを開始以降、毎月の投資目標に対する進捗などの推移を確認しているグラフです。
(左軸は金額:円を、右軸は損益率:%を表示)

資産配分
個人的には米国市場は信頼のおける投資先だと考えています。
わたしは引き続き信じて『楽天・全米株式インデックス・ファンド(通称:楽天VIT)』の一択で変更はありません。

本家(VTI)の参考情報:11月チャート
下のチャートは参考ですが、楽天VTIが連動を目指しているETFである「VTI」の2021年11月に関するチャート推移です。
投資信託の楽天VTIがドンピシャこのチャート通りに推移しているものではありませんが、短期の傾向をみるために参考に掲載しておきます(楽天VTIはあくまでVTIへの連動を目指して投資信託で運用されている)。
11月の1ヶ月(30分足表示)チャート 2021/11/1-2021/12/3

11月は思ったよりレンジ相場が続いていたのですね。
下旬には下落基調が強まり、12月に入ると大きく調整していることが分かります。
奥様の運用実績と資産配分(2021年11月末時点)
続いて、奥様の現状です。掲載について、事前に許可は頂いております。
運用実績(奥様の投資先=楽天VT)
奥様は「全世界株式」ですので、これ以上ないほどの究極の分散を実施できており、世界市場の成長をまるっと享受できる投資先です。
2021年11月末時点は、10月末と比較して「損益額:-8,956円」、「損益率:-3.61%」と、減少しました。

累積投資額 | 11月末残高 | 損益額 | 損益率 |
366,663円 | 400,444円 [33,333円] |
+33,781円 (+42,737円) |
+9.21% (+12.82%) |
( )内は先月損益額、損益率を、[ ]は11月投資額を示す
楽天VTの推移グラフは以下のとおりです。
こちらも半分以上を米国が占めるので、必然的に動向は米国偏重で値動きは似ていますが、ならして世界経済全体の成長を取り込める投資先です。

奥様分の資産推移は以下のとおりです。

資産配分
奥様も引き続きシンプルに『楽天・全世界株式インデックス・ファンド(通称:楽天VT)』で運用を継続しています。
ごちゃごちゃさせたくないので、シンプルにずっと運用していきたいものです。

本家(VT)の参考情報:11月チャート
こちらもあくまで参考ではありますが、楽天VTが連動を目指しているETFである「VT」の2021年11月に関するチャート推移です。
参考に掲載しておきます。
11月の1ヶ月(30分足表示)チャート 2021/11/1-2021/12/3

VTIと似たような推移をしているのは当たり前ですが、下落程度を次で参考に確認しておきます。
本家(VTIとVT)の参考情報:11月変動率 2021/11/1-2021/12/3
12月3日まで表示していますがご了承ください。
VTI-3.29&、VT-3.40%と、若干ですがVTのほうがこの期間では下げが大きかったようです。

こうやって見ると、思った以上に似た動きをしていますね。
もっとVTのほうが特徴的に下げているかとも思いましたが、そうでもなさそうです。
米国につられて下げているとも見えそうですが、どうでしょうか。
今後の推移にも注目です。
夫婦合算:2021年11月末時点での運用状況
年間2人で80万円の満額積立を目指し、1年間だけ利用できる2021年の非課税枠にせっせと積立を継続しています。

それぞれの損益率推移を比較したものは以下のとおりです。
9月の軟調な相場を超え、10月に最高値でしたが、11月にまた調整しています。
このように紆余曲折を経ながらも、長期では右肩上がりに期待できる相場は(個人的には)日本ではないと考えています。
これからも愚直に資金を投じていく投資先を各家庭で吟味していく必要があると思います。

夫婦の月末時点評価額を合算し、割合で表示したものは以下のとおりです。
全世界の楽天VTの半分程度は米国ですので、米国偏重であることに変わりはありませんが、我が家にはこれくらいで心地いいといった現時点の感想です。

参考:(ETF)VTIとVTの過去推移比較
最近、興味本位もありETFのVTIとVTの過去推移を「株価終値ベース」で簡単にまとめてみました。
以下は、集計データから比較用として再編成したグラフです。
コメントなどは割愛させていただきますし、過去が未来を投影する鏡などではありませんが、このような推移だったんだなと俯瞰しておくのもなにかの役に立つ・・・・かもしれません。
11月参考①(ETF)VTIとVTの11月過去推移【2008年以降の月間上昇率推移】

11月参考②(ETF)VTIとVTの11月過去推移【0以上で終了した日をカウント】

11月参考③(ETF)VTIとVTの11月過去推移【0以上で終了した日から勝率を算出】

11月参考④(ETF)VTIとVTの11月過去推移【1日騰落率での最大上昇率】

11月参考⑤(ETF)VTIとVTの11月過去推移【1日騰落率での最大下落率】

11月参考⑥( ETF)VTIとVTの11月過去推移【日変動を慣らした平均変動率】

以下は12月推移です、2021年はどうなるでしょうか???
12月参考①(ETF)VTIとVTの12月過去推移【2008年以降の月間上昇率推移】

12月参考②(ETF)VTIとVTの12月過去推移【0以上で終了した日をカウント】

12月参考③(ETF)VTIとVTの12月過去推移【0以上で終了した日から勝率を算出】

12月参考④(ETF)VTIとVTの12月過去推移【1日騰落率での最大上昇率】

12月参考⑤(ETF)VTIとVTの12月過去推移【1日騰落率での最大下落率】

12月参考⑥( ETF)VTIとVTの12月過去推移【日変動を慣らした平均変動率】

2021年は例年とは違った年末がくる??
例年11月は堅調な相場アノマリーで推移してきた印象ですが、今年はガラッと環境が変わっています。
12月初旬も調整が継続していますので先行きは不透明ですが、気にする必要はありませんね。
記事投稿段階では、12月1日の楽天クレジットカード決済投資も完了していますので、これにより無事、1年を通じて定期的にコツコツ積立を完了させることができました。
冒頭でも書きましたが、これからは売却を我慢して、ホールドする根気強さが試されますし、そうこうしているとすぐに2022年分の積立が来月から始まります。
相場は変調していますが、このような積立投資は設定したことすら忘れているほうが、どちらかというと資産形成には有利というデータもあるぐらいですし、ほったらかし投資できる環境が整ってきている現状は非常にありがたいとも改めて思います。
国内でも様々な商品などの値上げが続いており、このようなお金を生んでくれるような資産(と信じて)購入している人と、現金や貯金だけを信じて保有している人では、将来に差が出る可能性もありますね。
私達はこれからも前向きに資産形成に取り組んでいきます。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
それではまたっ!!