こんにちは、おーです!
2023年の相場も始まっています。
まだまだ安定とはいえない相場環境が続いていますが、とりあえず2023年の投資方針をやっと固めました。
というのもわたしが2023年枠を一般NISAにするか?、今年も継続してつみたてNISAでいくか?について年始まで決めきれず・・・の状態でした。
【2023年版】我が家の投資方針
非課税口座を引き続き優先・有効に活用

まずはコア資産として優先活用に位置づける非課税口座での投資です。
積立投資は老後に向けて積上げをはかるべく対応しているものです。
2021年以降、我が家は夫婦ともに楽天証券でつみたてNISAを利用してきましたが、2023年に向けてまず、利用する非課税口座は楽天証券→SBI証券へ変更しました。
そして次は利用する非課税口座と投資先です。
2023年、わたしは「一般NISA」で惚れ込んだTESLAを購入しようか、つい先日まで悩んでいましたが、ようやく心を決め、結局この1年は以下の方向性で対応することにしました。
2023年も夫婦でつみたてNISAを活用(SBI証券、三井住友カードで積立)
- わたしの投資先:VTI連動投信の「SBI・V・全米株式(以下、SBI-VTIという)」
- 奥様の投資先:VT連動投信の「SBI・V・全世界株式(以下、SBI-VTという)」
ちなみに我が家が「VTI投信」「VT投信」を好んで選択している理由は別記事にまとめています。興味のある方は以下の記事をご覧ください。

確定拠出年金iDeCoで所得控除も活用

現在はiDeCoも所得控除が利用できたりとメリットも多く、非課税口座の優先利用とあわせて可能な限り利用するよう対応しています。
2023年も引き続き、夫婦で継続できるよう対応していくつもりです。
iDeCoは60歳までよほどの理由がない限り、引き出しができない口座です。
資金拘束という側面を見ると考えさせられる点もありますが、所得控除、運用中はスイッチングでの資産配分変更に利益課税されないなど、特徴的な点もあります。
iDeCo口座は個人的に試行している売買を繰り返すバリュー平均法にもってこいの口座と考え、いい機会なのでコツコツと毎月試行しています。
いままでiDeCoについて特に紹介はしていませんでしたが、我が家は現在、以下の投資信託各1本(プラス定期預金口座)で運用しています。
- わたし:楽天VTI(楽天証券)
- 奥様:NASDAQ100(マネックス証券)
iDeCoの運用期間はまだまだ長く、老後まで引き出しもできません。
このことから、現状、つみたてNISA以上に長期でリスクを取っていく気概です。
基本は株式投信一本、途中で気が変わったような気に入らなくなった投信をずっと複数保有するつもりは我が家にはありません。
そのためiDeCo口座内は購入する各投資信託1本とバリュー平均法用の現金ストック口座(定期預金口座)が基本です。
わたしはVTI投信推しですので「VTI投信が購入できる」というたった1点の理由だけで楽天証券を継続利用していました。
奥様は全世界はつみたてNISAのみとし、iDeCoはNASDAQです。
いまは格安仕込み時期。
NASDAQは長期で見ればテクノロジーの発展をもろに反映してくれると信じています。
イノベーションに賭けるのは将来に投資をしているようで、まさに投資の醍醐味とも捉えられますし。
また、仮に途中で方針・方向性を変えるにしても、マネックスならその他投信もバリュエーション豊富です。
臨機応変な対応が可能と考えます。
参考ですが、iDeCoは他証券会社への移管に数ヶ月かかります。
そのため、わたしのように「興味を持って購入したいと思った商品がないから移管」など特段の理由がない限り、頻繁な引越しは手間と時間ロス、相場が上昇するならその数ヶ月を取り逃がす可能性もあります。
そういう意味では、iDeCo口座開設時に予め自分好みの商品ラインナップが揃っているところを適切に選んでおくということが大事です。
このことから、ここで考えるのは、長い投資人生で急遽、途中で商品を変更しても同iDeCo口座内でその他にも優良な商品を取り扱っているかという観点が大事に思えます。
1商品が非常に好みでも全体の品揃えが考えものなら、その口座は悩ましいとも言えるかもしれません。
最近、改めて商品の相違という観点でみれば、実はiDeCo口座はマネックス証券が優秀かもしれないと個人的には考えますが、ここは個人の好みの問題です(わたしの視点は海外株式連動投信のみにフォーカスしてみたらという意味)。
マネックスと比較するならSBI証券のセレクトプランでしょうか。
(楽天証券は楽天VTIと楽天VT以外、わたしのオススメしたい投信はないので除外します)
わたしは国内株式には全く興味がありませんので、米国株式と全世界株式などについて2社の相違商品を簡単にまとめておきます。
商品名 | マネックス証券 | SBI証券(セレクトプラン) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ○ | ○ |
iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス | ○ | × |
iFree NYダウ・インデックス |
× 注1 | ○ |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | ○ | × 注2 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | ○ | ○ |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | ○ | ○ |
○:取り扱いあり、×:取り扱いなし
注1:マネックス証券ではiFree ではなく、たわらノーロードNYダウなら販売あり
注2:SBI証券のセレクトプランではオールカントリーはないが、除く日本なら販売あり。また、全世界株式はその他として愛称:雪だるま(全世界株式)に連動する投信はある
iDeCoは1つの証券会社などで提供できる商品数が最大35まで(注)と上限があり、各社で取り扱い商品が大きく異るというのも特徴的
注:2018年5月1日に施行された「確定拠出年金法等の一部を改正する法律(平成 28 年法律第 66 号)」によって、「iDeCo」の取扱商品数が元本確保型を含め35本までに規制されることになった模様
今後もしiDeCo制度の改正などでこの点にも変更が入れば、各社の商品ラインナップも大きく変わることがあるかもしれませんね。
新NISAのことを考えると、2024年以降はほとんど特定口座を使わない予定

とりあえず、2023年はご紹介した上記2口座を引き続き利用することで投資を継続します。
ただ、2024年以降は少し考えを改めるかもしれませんね。
(iDeCoの拠出額を引き下げ、新NISA枠を埋める対応に少しでも資金を向けるかも)
資金が限られる少額投資家には、優秀になる新NISAを有効に活用する方向で検討するのも1案かと考えたりもします。
そして、レバナスなどのレバレッジ商品の購入や、順次、新NISAに移行する特定口座で保有中の資産を一時的に運用継続するための目的で利用するなどを除き、今後は特定口座の利用がかなり少なくなるでしょうね。
それだけ2024年の新NISAは優秀さが半端ないと評価しています。
つみたてNISA?一般NISA?
もう来年から新NISAに移行すれば、いずれかに絞る必要がないのはありがたい。
そして両方の機能を有した非課税口座が同時に使え、かつ、将来に渡って無期限で保有できるのは非常にありがたい。
来年は新NISAで新たなスタートを楽しみにしつつ、今年は相場もまだ不安定でわかりませんのでコツコツと。
記事を作っていたら、iDeCo口座をマネックスに移管して、NASDAQを購入したくなりました(笑)
個人的に楽天証券のiDeCoは「楽天VTI」だけを評価して購入していました。
商品の選択肢を考えるなら(将来的な資産のスイッチングも考えると)、より商品ラインナップが優れると評価しているマネックスに移管手続きを進めようかなと考え始めました。
(いつも考えたらすぐに行動したくなる・・・、そして結局行動する)
それではまたっ!!
関連記事です。
【2023/1/15追記】わたしのiDeCo口座を楽天証券→マネックス証券へ移管開始してしまいました。
悩んだら行動してしまう、まぁそれもよいでしょう。

【2023/1/28追記】移管手続きが少し進みました。
