ETF/投資信託

【DIA】SPDR ダウ工業株平均 ETFのご紹介!

こんにちは、おーです!

 

本日は米国ETFのSPDR ダウ工業株平均 ETF【DIA】 について、ざっくりご紹介させていただきます。

 

2021/12/26追記:2021年12月分の分配金実績を反映

2021/11/26追記:2021年11月分の分配金実績を反映

2021/10/27追記:2021年10月分の分配金実績を反映

 

記事の概要/投稿時期 件名(クリックで記事へジャンプ)
比較/2021年4月 【比較】VTI/DIA(2021年4月)
紹介/2021年3月 【DIA】SPDR ダウ工業株平均 ETFのご紹介!(本記事)

【DIA】SPDR ダウ工業株平均 ETFのご紹介!

【DIA】SPDR ダウ工業株平均 ETFとは

DIAは1998年に設定、アメリカに上場された、運用開始から20年以上が経過した歴史の長いETFです。

 

ティッカーシンボル DIA
名称 SPDR Dow Jones Industrial Average ETF
(SPDR ダウ工業株平均 ETF
ベンチマーク Dow Jones Industrial Average
(ダウ・ジョーンズ・インダストリアル・アベレージ)
設定日 1998/1/14
ETF純資産総額 約2.7兆円 注1
取引所 NYSE Arca
投資地域 米国
投資銘柄数 30 注2
経費率(年率) 0.16%
ETF売買ランキング 第35位 注1
算出方法 株価加重
分配金など 分配金あり、年12回
運用会社 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)

注1:2021年1月末時点、マイインデックス(myINDEX)より引用

注2:銘柄数はSSGAホームページ(SPDR ダウ工業株平均 ETF)から引用(2021年3月4日時点)

 

連動指数ダウ・ジョーンズ・インダストリアル・アベレージとは

ダウ・ジョーンズ工業株平均指数の価格・収益実績に連動する費用控除前の投資成果を提供することを追求し運用されています。

ダウ・ジョーンズ工業株価平均は、米国の優良企業30社のパフォーマンスを測定することを目指し運用されている株価加重指数で、この指数は「輸送」および「公共事業」以外のすべての業種を網羅しています。

1896年から算出され、100年以上の歴史を持つ最も古い米国株式市場の指数で、世界でもっとも認知された株価指数といっても過言ではない、米国市場を代表する有名なインデックスです。

 

余談ですが、

①ダウ・ジョーンズ工業株平均 ←今回紹介するDIAが連動する指数

②ダウ公共株15種平均

③ダウ運輸株20種平均

①、②、③のそれぞれに加え、①+②+③をあわせたダウ65種総合平均などもあるようです。

 

チャート

DIAの日足チャートです、記事作成時の株価は$315.24(2021年3月5日終値)です。


パフォーマンス

SSGAホームページ(SPDR ダウ工業株平均 ETF)から引用しました(2021年2月28日現在)

ファンド・パフォーマンス (単位%) 税引前

1年 3年 5年 10年 設定来
基準価額 24.15 9.65 15.90 12.27 8.50
市場価格 23.92 9.65 15.91 12.26 8.47
ベンチマーク 24.41 9.80 16.08 12.46 8.64

 

ファンド・パフォーマンス (単位%) 米国税引後

1年 3年 5年 10年 設定来
米国分配金課税後 23.52 9.08 15.29 11.70 7.96
米国分配金、売買益課税後 14.58 7.41 12.72 10.09 7.15
ベンチマーク 24.41 9.80 16.08 12.46 8.64

税引き後でもならして年約7%の成長です。

インデックスの成長率でよく話題に上がる水準を長期にわたりキープしていますので、非常に優秀と言えるのではないでしょうか。

 

(参考)他ETFとのパフォーマンス比較

ダウと同様、超有名な指数であるS&P500連動ETF(SPY)、ナスダック100指数(QQQ)と比較してみました。

いずれもETFreplay.comから引用させていただきました。

さかのぼって表示可能な期間が2000年1月以降でしたので、それ以降のパフォーマンスとして掲載させていただきます。

・DIA(設定日1998年1月14日)

・SPY(設定日1993年1月22日)

・QQQ(設定日1999年3月10日)

DIA,SPY,QQQ 2000年以降の比較チャート

長期でみた場合、DIAが一番パフォーマンスがよく、ボラティリティーも低く、下落耐性もある結果となっています

 

下のグラフは上記で長期比較しているETF同士の年間トータルリターン推移の状況をまとめたものです。

注:2021年は年途中(掲載2021年9月4日)であることにご注意ください。

(PORTFOLIO VISUALIZERから引用)

DIA,SPY,QQQ年間トータルリターン 2000-2020年

DIA,SPY,QQQ年間トータルリターン 2000-2020年(2021年9月4日追加)

 

 

比較先は同一で期間を2010年以降に変更してみました。

この期間ではQQQの成長が圧倒的ですが、ダウも途中までSPYと接戦でした。

しかし、直近は水をあけられている状況です。

ここ10年程度は下落耐性などがSPY、QQQと逆転しています。

DIA,SPY,QQQ 2010年以降の比較チャート

 

比較先は同一で期間を2020年以降に変更してみました。

コロナショックではダウが一番下げた結果となっていますし、その後の回復も遅い状態にあります。

DIA,SPY,QQQ 2020年以降の比較チャート

 

最語に2021年年初来からの約2ヶ月のパフォーマンスです。

長期金利の上昇傾向にあわせQQQが売られており、DIAを下回っています。

DIA,SPY,QQQ 2021年以降の比較チャート

このように切り取る期間によってパフォーマンスが大きく異なることが確認できます。

 

ダウ・ジョーンズ工業株平均採用銘柄、セクター構成

ダウ・ジョーンズ工業株平均に採用されている全銘柄とセクター構成割合など、いずれもデータは2021年3月1日時点の情報を掲載しております。

DIA構成銘柄【2021年3月1日時点】 DIA 保有銘柄 構成割合%【2021年3月1日時点】

株価加重のため割合に偏りは見受けられます。

2020年1月ごろはボーイングがトップだったようですが、ボーイングは現在では6位となっています。

2020年はコロナなどの経済全体に対する多大な影響などもあり、各銘柄の株価変動により順位が大きく変更されているようです。

 

DIAのセクター構成割合(円グラフ:%)

公共事業セクター、不動産セクターが除かれたセクター構成となっています。

公共事業は、別のダウ公共株15種平均に組み込まれているため除外ということでしょう。

上位4セクターで約71%とかなりの占有割合です(5位の一般消費財まで入れると約83.8%)。

DIA セクター構成割合%【2021年3月1日時点】 DIA セクター構成割合一覧表【2021年3月1日時点】

 

分配金の推移、増配率の推移

これ以降(グラフ表示も含めて)の分配金に関する表示はすべて米国課税(10%)および日本国内課税(20.315%)控除前の金額になりますので、ご注意ください。

表示されている金額の約71%が手元に入金されるイメージでお考えください。

確定申告で外国税額控除の手続きをすれば、米国課税(10%)部分をある程度、取り戻す事は可能ですが、自身の収入に応じて取り戻せる金額は異なります。

 

DIA運用開始以降の分配金推移(一覧表)

DIAは毎月分配金を受け取ることができます。

2021年現在からさかのぼって”確認な可能な範囲の定例(毎月)の分配金を一覧表にしたもの”は以下のとおりです。

注:定例と位置づけられない(特に分配開始初期の四半期ごとなどと判断できなかった場合など、不定期に出されているとこちらで判断した)分配金を除外しています。

弊ブログ独自の集計であることをご了承お願いします。

 

ちなみにDIAは分配金の支払いが発表されてから、実際に支払いがされるまで約1ヶ月程度の間があくようです。

一覧表の分配金は支払い発表月ですので実際の受取月は翌月になっていることにご注意ください。

この分配金一覧表は紹介記事作成時点の内容です。

最新の状況については、下の「増配率と分配金実績、株価と利回り推移 2021年vs2020年」の欄に掲載しています。

DIA 分配金一覧表

 

DAI運用開始以降の分配金推移(毎回受け取り分配金の推移)

株価と分配金(毎回)の推移は以下のとおりです。

DIA 分配金推移(月別)

 

DAI運用開始以降の分配金推移(年間受け取り分配金の推移)

1年間の分配金(年間合計)と、12月時点の株価を用いて表示しています。

20年を超える実績から、株価とともに分配金も右肩あがりに成長していることが確認できます。

大きな減配はリーマン・ショック後、直近ではコロナショック後ですが、それ以外を除いては基本的には増配を繰り返しています。

DIA 分配金推移(年別)

 

DIA運用開始以降の株価と分配利回りの推移

2021/3/16日現在(2021/3/15終値$330.09)と直近1年の分配実績から算出した結果は1.67%程度です。

注1:目安程度にお考えください。

注2:この分配金利回りは紹介記事作成時点の内容です。最新の参考目安については、下の「増配率と分配金実績、株価と利回り推移 2021年vs2020年」の欄に掲載しています。

 

DIA 株価と分配利回り

 

DIA運用開始以降の増配率推移(1年、3年、5年、10年、トータル)

増配率を計算した結果、以下のようになりました。

注:私的に計算した値となりますので、正確性を保証するものではありません。数値の妥当性については他サイトと比較していただくなど自身で別途、検証していただくようにお願いします。あくまで参考程度にご覧ください。

(2021年は途中の小計が掲載されていますが、ご了承をお願いします。2021年の分配金合計は、下の「増配率と分配金実績、株価と利回り推移 2021年vs2020年」の欄に掲載しています。)

DIA 運用開始以降の増配率推移(1年、3年、5年、10年、トータル)

 

 

参考に年合計の分配金と増配率の推移グラフを下に掲載しておきます。

(2021年は途中の小計が掲載されていますが、ご了承をお願いします)

 

 

分配金年合計($)と1年増配率(%)

DIA 分配金年合計と1年増配率の推移グラフ

リーマン・ショック後、直近のコロナショック後を除き、基本的には大きな減配はなく、増配を繰り返しています。

ただし、2000年頃のドットコムバブル崩壊当時も2001年に前年比-0.44%程度と若干減配してはいます。

増配率に波はありますが、基本的に右肩上がり、素晴らしいと思います。

 

 

分配金年合計($)と3年増配率(%)

DIA 分配金年合計と3年増配率の推移グラフ

 

分配金年合計($)と5年増配率(%)

DIA 分配金年合計と5年増配率の推移グラフ

 

分配金年合計($)と10年増配率(%)

DIA 分配金年合計と10年増配率の推移グラフ

 

増配率と分配金実績、株価と利回り推移 2021年vs2020年 (2021年12月分配金後)

2021年と2020年を比較した増配率(%)と、各年の分配金実績を以下に掲載しています。

また、直近株価($)と分配金利回り(%)も参考に掲載しています。

注:とくに分配利回りは、ご自身で他サイトなどを含めて改めてご確認ください(あくまで参考目安程度にお考えください)

DIA 2021年12月 vs2020年 増配率と分配金実績 

 

毎月分配のETFは、四半期単位で合算した増配率も参考に掲載しています。

DIA 2021年12月 vs2020年 増配率と分配金実績、株価と利回り推移

 

個人的な感想

詩文のダウに関する部分を移した写真

あまり私が追っかけているブロガーさんでダウを推しているかたを見かけることはありません。

いくら超大型の優良企業群とはいえ銘柄が30ですので、分散の程度、セクターの偏り、経費率が最低水準で購入可能な他のインデックス(S&P500やVTIなど)と比較して割高に見えるなどの理由から、積極的に紹介されていないのかもしれません。

ですが、100年以上の歴史のある超優良インデックスであることは間違いありませんし、過去の実績ではありますが、長期で保有した際のパフォーマンスも他のインデックスに比べ優れている実績も確認できました。

たった30銘柄で他のインデックスのパフォーマンスを長期でみて凌駕しているダウは凄いとも言えます。

 

毎月分配も他のETFであまり見かけないので、人によっては毎月の楽しみとして、嬉しく感じるかたもいるかもしれません。

リーマン・ショック後などの減配もあったとはいえ、約20年の実績期間中に最大でも-4%程度の減配です。

減配の割合としては、他のETFと比べて少ないとも言えるのではないでしょうか。

 

参考までに連続増配系ETFとして代表的なVIG、SDY、NOBLにダウの保有銘柄がどの程度組み入れられているかをチェックしてみました。

結果は以下のとおりでした(VIG:2020年12月31日、SDY:2021年1月28日、NOBL:2021年3月5日時点の組入銘柄から引用)。

 

【参考】代表的な増配系ETF(VIG、SDY、NOBL)に組み入れられているかのチェック表

 

ダウ構成銘柄のうち、半数以上の17銘柄も3種類いずれかの増配系ETFに組入されていました。

DIAが増配を繰り返しつつ、かつ減配が少なく減配割合も小さい理由が伺える結果ではないかと思います。

近い将来、AppleもVIGに仲間入りすることでしょう?(勝手な推測と勝手な期待です)

言い換えれば、このようなことからもDIAの30銘柄は安心して保有できる銘柄たちが多い裏付けとも言えるのではないでしょうか。

 

過去、増配を繰り返してきていますので分配金も着実に成長していますし、これからも成長が楽しみなETFです。

 

未来がどうなるかは誰にもわかりませんので、これからは米国の一国最強時代ではないかもしれませんが、少なくとも米国を代表する株価指数に連動するETFに期待できない日は当分来ないだろうと個人的には思っています。

 

たとえしばらく右肩上がりの角度は下がったり、低迷したりする時期がきたとしても、長期で見れば米国市場は何度も復活してきた実績があります。

これほど他の市場と比較して右肩上がりを期待できる市場はないと思っていますし、これからも米国と世界を代表する指数であり続けると思いますので、投資家のニーズによって採用を検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

この記事なにかの参考になれば幸いです。

それではまたっ!!