こんにちは、おーです!
株式投資などを学んでいると「プラスサムゲーム」などと言った表現が使われていることがあります。
また、似たような言葉に「ゼロサムゲーム」や「マイナスサムゲーム」といった言葉を聞くこともあります。
それぞれがどう違うのでしょうか。
今後の投資に向けて取り組むうえで、友人と情報を共有する「お金の話シリーズ」の関連として学んでいく中の一環として記事にしておきたいと考えました。
あくまで個人の学びをもとにした参考記事となります。予めご了承をお願いします。
サムゲームとは
そもそもサムゲームって何?という話なのですが、これについては大和ネクスト銀行さんの記事がわかりやすく、引用させていただきました。
(前略)
サムゲームの「ゲーム」とは、応用数学の中にあるゲーム理論のことである。利害の総和によってプラス、ゼロ、マイナスに分類する。プレーヤー全員の利益合計が、投資額に対してプラスになるときは「プラスサムゲーム」、プラスマイナスゼロになるときは「ゼロサムゲーム」、マイナスになるときは「マイナスサムゲーム」と言う。
(外部リンク)今さら聞けない ! 資産運用におけるマイナスサム・ゼロサム・プラスサムの違いとは ?(大和ネクスト銀行)
マイナスサムゲームとは
胴元が一部利益を取ることなどにより、全体の数から「予め一定の数が減っている状態からスタートする」ものというイメージに捉えました。
儲かった人は自身が掛けた金額以上の利益を得ることはあるが、掛けた人全体で見れば誰もプラスになっていないと位置づけることができるゲームと解釈しました。

ゼロサムゲームとは
例として4人で合計4,000ポイント(各自が1000ポイントずつ持っている)をもとにカードゲームをしたとします。
勝者には各自から500ポイントが入るとすると「勝者+1,500ポイント」、「敗者-500ポイントずつ」となりますが、ポイントが敗者から勝者へ移動するだけであり、その総和が増減しません(=誰かから誰かに動くだけ)。
要は全体の決められた数ありきで、その数を複数人で取り合い、結果として「誰かは得をすし誰かは損をする」けど、その数自体は増えもせず、減りもしないというイメージでしょうか。
プラスサムゲームとは
みんなが勝つゲーム(ウィンウィンなゲーム)というイメージです。
例えば株式投資であれば、
「投資家は企業の成長に賭け、信じて投資する」
「企業は投資家のため、自社の発展のために活動する」
結果として経済全体がよくなり、投資家は利益の一部を享受し、企業は自社の発展でさらに付加価値を高めることができる。
といったイメージでしょうか。
短期目線で見ないように注意したい
上記のように整理してきましたが、プラスサムゲームとして整理した株式投資も短期で見ると、株価の変動が非常に激しいです。
いくら株式投資がプラスサムゲームになりやすいとは言っても、短期目線でトレードをすると、運次第と思いますので損をする可能性は非常に高いと考えています。
この点は注意して取り組んでいく必要があると思います。
また書籍を紹介しようと思いますが、過去の経験則でいうと株式の長期運用ではガラッと見える景色が変わってきます。
それこそ「プラスサムゲーム」の恩恵を享受できる確率は株式への長期投資でこそ高まると考えています。
こういった言葉からでも色々と勉強になることが多いです。
簡単でざっくりとした整理ではありますが、この記事がイメージの広がるような何かのご参考になれば幸いです。
それではまたっ!!
関連記事です。
プラスサムゲームには複利効果が大きく貢献すると思っています。それだけ複利は偉大ですね。

賭け事の還元率は低いですね。改めて考えると割に合うと言えるでしょうか。
