投資の実践

【朗報】サクソバンク証券が特定口座に対応!!

こんにちは、おーです!

 

【2021年11月16日追記】

かなりの悲報です、2021年11月15日付けでサクソバンク証券の米国ETF取扱銘柄が大幅に制限されることになったようです。

別記事「【悲報】サクソバンク証券で購入可能なETFなどが大幅に制限された・・・」で簡単に記事化しましたが、あまりに残念すぎてこの件について、これ以上の掲載をすることはありません。

口座開設をご検討中の方は、取扱銘柄を予め確認するなど、対応にご注意ください。

 

つい先日2021年9月30日付で、サクソバンク証券から取扱説明書改訂のメールが届いており、内容が「特定口座の取り扱いはありません」という文言を削除する改訂となっていました。

(ちなみに、適用開始は2021年10月4日となっていました)

取扱説明書(新旧比較抜粋)

 

これを受け、いよいよ特定口座に対応か?

と数日前から期待を寄せていましたが、その後とくにサクソバンク証券からアナウンスされることもなく・・・(わたしが気づかなかっただけ?)。

 

しびれを切らし10月4日の夕方、仕事帰りに早速、サクソバンク証券の取引口座にログインしてみたところ、なんと特定口座開設申し込みを選択できる項目が表示されていました!

 

【2021年10月27日追記】

サクソバンク証券が2021年10月25日〜2022年1月31日まで新規口座開設者を対象に外国株式手数料のキャッシュバック(上限5万円)を実施するようです。

興味のある方はこの機会に口座開設されてみてはいかがでしょうか。

(新規口座開設&開設3ヶ月以内に外国株式・ETF/ETNを取引した方が対象)

 

(外部リンク)【2021年10月25日~2022年1月31日】サクソバンク証券、新規口座開設者を対象に外国株式取引手数料の全額キャッシュバックキャンペーン*を実施(PR TIMES)

 

【朗報】サクソバンク証券が特定口座に対応!!

ということで、特定口座申込の、ざっくりと概要をご紹介しておきます。

特定口座申し込み画面への遷移方法

口座管理→各種設定/問合せ→特定口座申込みで申込画面似遷移が可能です。

特定口座申し込み画面への遷移方法

取り急ぎのご連絡ですので、以降の詳細は下記サクソバンク証券のリンク先から申込方法をご確認いただければと思います。

この中では既存(口座をすでに持っている)ユーザー向けの、申請方法を紹介した記事へのリンクが掲載されています。

以下のリンク先で詳細な申込方法が確認できますが、操作自体は簡単で数分で完了します。

(外部リンク)特定口座の追加申込方法(既存のお客様向け)(サクソバンク証券)

おー
おー
しかも「源泉徴収あり」、「源泉徴収なし」を選択できるではありませんか!嬉しいですね!!

 

Q&A上の特定口座に関する文言が修正されていた(2021年10月4日時点)

以前からサクソバンク証券のQ&Aでは、「特定口座には対応していない、確定申告は自分でする必要がある」といった旨の内容が明記されていた部分も、10月4日夕方時点で(5時間前に更新された情報として)、以下のように公開されていました。

特定口座は開設できますか(サクソバンク証券Q&A)

(外部リンク)特定口座は開設できますか(サクソバンク証券Q&A)

 

これにも「特定口座(取り扱い商品:ETFを含む外国現物株式)をお申込み頂けます」とあります。

おー
おー
とうとう待望の特定口座、来ましたね!

 

注意点

取り急ぎ、現時点で判明している内容では、以下のような注意点もありますので、ご注意ください。

特定口座サービス概要説明書と呼ばれる資料もあります。

(外部リンク)特定口座サービス概要説明書(サクソバンク証券)

 

①ETFでは取り扱いできないものがありそう

詳細は特定口座の開設が完了していないので不明ですが、日本国内で申請・承認されていないようなETFは購入できない懸念は相変わらずあります。

この点については、特定口座の開設を待って、自分の購入したいETFを選択、確認してみるしかなさそうです。

おー
おー
ここが一番気になる・・・、この点については、特定口座開設後(2021年10月9日時点)の感想を後ほど、ご紹介します。

 

②「特定外国株式(T) 」を選択して購入しないと、一般口座での購入になってしまいそう

この点は、購入前に確認ができますので、購入画面で正しく「特定外国株式(T) 」という区分を選択しているかを確認が必要ではありますが、念頭にさえおいておけば特に問題ないのではと考えます。

(欲をいえば、特定口座を申し込んだ人は、予め「特定外国株式(T) 」を選択しておいてもらえる初期設定などがあれば嬉しいですが、現時点では確認のすべがありませんので)

 

③特定口座開設までは約1週間、口座開設後(既存ユーザーには)メールで通知があるとのこと

既存ユーザーは簡単に申込ができますし、メールで通知してもらえるので、スピーディーな開設に期待しています。

(新規申込をされる方は、郵送でとの記載があります)

おー
おー
わたしの場合、申込翌日には特定口座開設の連絡がメールでありましたので、すぐに開設はできました。

 

④特定口座以外のサブ口座で購入した銘柄を特定口座に移管できるか

これは不可のようです、当たり前といえば当たり前のようにも感じますが。

特定口座での取引として扱われるのは、特定口座の開設後、注文時に [外国株式(特定口座)(T)]を指定した取引のみとなるようです。

(特定口座の開設前に)一般口座でおこなった取引や、特定口座の開設後であっても[外国株式(特定口座)(T)] を指定しないでおこなった取引は、特定口座の扱いにはならないということですので、注意が必要です。

 

上記のような注意点などもありますが、長年待ちに待った特定口座の対応について、一気に動きが加速しましたね。

 

購入可能なETFが他の証券会社と同等なら微妙ですので、国内大手証券会社で購入できないETFなどが購入できるのか?という懸念や、新しく対応したばかりで不備などが発生しないか?といった不安もありますが、考えていてもしょうがないので、わたしは申込を完了させました。

 

【悲報】やはり特定口座で購入可能な銘柄には制限あり(2021年10月9日更新)

特定口座開設の詳細はサクソバンク証券のホームページなどでご確認いただければと考えますが、取り急ぎのご紹介として2021年10月4日に本記事を投稿しました。

 

その後、特定口座開設完了の連絡を経て、いざ気になる銘柄が特定口座に対応しているかを確認してみました。

・・・やはり(ある意味で懸念どおり、想定できる内容ではありましたが)金融庁に届け出されていないような銘柄は、特定口座では購入できなさそうです。

 

おー
おー
ある意味想定どおりだけど、残念・・・

 

 

下の写真は、国内大手証券会社でも購入ができる「VOO」と、わたしが以前から気になるETFとして注目している「SCHD」の注文発注画面を比較したものです。

この比較でご紹介に変えさせていただきます。

 

VOOの注文発注画面

VOOの注文画面では「口座:外国株式(特定口座)」が選択できる欄があります。

(この欄で一般口座での買付か、特定口座での買付かを選択可能)

VOO 注文発注画面

 

SCHDの注文発注画面

SCHDの注文画面では、VOOにあるような「口座:外国株式(特定口座)」が選択できる欄がありません。

すなわち、特定口座に対応していないと判断するしかありません・・・

SCHD 注文発注画面

 

その他、ネット上の投稿を見ると、ARKKやTQQQなども購入できないといった情報もありました。

(実際、わたしもこれらのETFの注文発注画面を見てみましたが、やはり特定口座が選択できる欄はありませんでした)

 

ということで、朗報からの(個人的に残念なという意味で)悲報という結果になってしまいましたが、日本国内に居住しながら購入するので、当たり前といえばそうなのかもしれません。

長々と待ってきた特定口座への対応という意味では進展がありましたが、国内大手証券会社で購入できない(海外のまだまだたくさんある)超優良ETFなどを、特定口座で購入したいという希望は、現時点では叶えられそうにはありません。

 

でもこれで気持ち的には割り切って、どうしても購入したいETFは一般口座で購入しようという決心もできました。

全体としては大きく進展があったと評価して、(残念ではありますが)前進したいと思います。

 

 

この記事がなにかの参考になれば幸いです。

それではまたっ!!