2023年8月のQQQ月間騰落率などについて、簡単にまとめておきます。
QQQは我が家の主要投資先となっていることもあり、今後定期的にアップしていこうと思います。
【2023年8月】QQQ月間騰落率など
市場の振り返り
2023年8月は、ざっくり以下のようなことがあったようですね。
このような情報は様々な証券会社がマーケット振り返りといった内容でわかりやすくまとめておられます。
- 格付会社による米国債の格下げ
- 中国景気の先行き懸念
- 中国不動産大手の経営不安
- 米国金融引き締めをめぐる長期化の懸念
- 日本では再び円安傾向が顕著になりつつある
証券会社の方々は、様々な数値なども用い、情報を簡潔にまとめておられます。
興味が湧けば読んでみるのもいいですね。
(外部リンク)2023年8月のマーケットをザックリご紹介(日興アセットマネジメント)
わかりやすくまとめるということの難しさを最近よく感じます。
2023年8月 QQQ日々騰落率
前日との株価終値差から日々の騰落率を集計したものです。

8月は調整が続き、下落の日が多かったことが確認できます。
株価も初旬が高値、以降は下落からの横ばいへ、なんとか回復といった動向でした。
- 市場開催:23日
- プラス終了:10日(勝率換算:43.5%)
- 日々最大騰落率:+2.18%
- 日々最低騰落率:-2.19%
下落後は一旦、大きめに上昇、再度下落などが繰り返された8月といった印象です。
下旬は少し株価が持ち直し、5日連続プラス推移で終了していました。
プラス圏の唯一の目を引くポイントといった印象です。
2023年 年初来 QQQ日々騰落率
こちらは2023年の年初来について、前日との株価終値差から日々の騰落率を集計したものです。

年初来で見ると株価は大きく上昇していることが確認できます。
2023年1月〜8月までのプラス回数などを集計してみたものがこちらの表です。

- 市場開催:167日
- プラス終了:91日(勝率換算:54.5%)
- マイナス終了:75日(換算:44.9%)
2023年は相場が急回復してきた上期の実績などからプラス終了回数がまだ多いですね。
1日あたり騰落率が+3%を超えるような日は1日でした。
逆に1日あたりで-3%を超える下落は発生していません。
参考に2022年の同期間を集計してみました。

- 市場開催:167日
- プラス終了:76日(勝率換算:45.5%)
- マイナス終了:91日(換算:54.5%)
2023年とほぼ真逆の経過となっていることが確認できます。
2022年は8月終了までのこの時期で-3%以上の下落が14回、-5%以上の下落が1回発生していました。
逆に+3%以上の上昇も13回と、変動が激しかったことが伺えます。
【参考】2022年と2023年 1月〜8月の騰落率推移比較
最後に2022年との比較をしておきます。
(視認性が悪いですが、ご了承ください)

2023年と対照的な2022年の推移となっています。
株価は方向性がほぼ真逆。
騰落率は2022年の変動が激しい状況がこちらからも確認できます。
2022年の年初頃の高値をまだ突破はできていません。
2023年の直近で横ばい推移となっていますので、今後どちらに動くでしょうか。
2022年の米国金利上昇が顕著な期間では、売られやすいという認識のQQQでした。
確かに下落傾向はS&P500などと比較すると大きかったです。
それでもQQQは2022年の下落相場でも(8月までの集計期間でみると)、開催日167日のうち、76日はプラスで終了していました。
これは勝率としては50%は割ってしまっています(勝率換算:45.5%)が、このような形勢が不利な中でも、健闘していたと見ることもできます。
見方は人によって異なりますが、今後も動向を見守っていきたいと思います。
9月は例年、大きく動きがある時期のようです。
また次回、9月の過去についても見てみたいと思います。
我が家はiDeCoでQQQ投信を100%保有で運用中です。

QQQについて、改めて2023年の状況としてまとめておきました。
