こんにちは、おーです!
過去にブログでご紹介したETFのなかには、毎月分配型のETFもあります。
2022年1月も終わりを迎えつつありますが、そんな中、毎月分配型の各ETFから楽しみな分配金が出されたようです。
簡単ではありますが、2022年1月(単月)の実績として、ざっくりご紹介させていただきます。
【参考:2022年1月】ブログ紹介ETF(毎月分配)の1月分配金実績
DGRW:ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長ファンド
DGRWは2021年1月$0.045に対し、2022年1月は$0.015でした。
単月の増配率では前年同月比で約-67%でした。

2021は最終的に約+12.6%と高い増配率で着地したETFです。
年間を通して見れば期待が持てるのではないか、と個人的には考えています。
現在は保有していませんが、ずっと注目しているETFですので、今後の推移にも興味があります。
下は参考に、2021年2月〜2022年1月の分配金と、直近株価から利回りを参考に算出したものです。

直近、株価が少しだけ調整気味ですが、利回りが跳ね上がるような状況にはありませんね。
DIA:SPDR ダウ工業株平均ETF
DIAは2021年1月$0.1275に対し、2022年1月は$0.2578でした。
単月の増配率では前年同月比で約+102%でした。

1月の分配金実績が例年より多めな気がします。
このペースを維持できるとかなり期待できそうですが、どうでしょうか。
下は参考に、2021年2月〜2022年1月の分配金と、直近株価から利回りを参考に算出したものです。

若干利回りが上がりそう?にも見えますが、これからの相場が下に行けば期待できそうです。
DHS:ウィズダムツリー米国株高配当ファンド
DHSは2021年1月$0.085に対し、2022年1月は$0.1でした。
単月の増配率では前年同月比で約+17.7%でした。

DHSは2021年、約-5.5%の減配で着地していましたので、2022年は巻き返しを期待したいところです。
1月は好調なスタートが切れたのではないでしょうか。
下は参考に、2021年2月〜2022年1月の分配金と、直近株価から利回りを参考に算出したものです。

2022年は配当系のETFにも注目が集まっていそうですが、注目していきたいと思います。
SPHD:インベスコ S&P500 高配当・低ボラティリティETF
サクソバンク証券で購入できなくなり、国内ではあまり容易に買えないETFになってしまいました。
SPHDは2021年1月$0.1494に対し、2022年1月は$0.1394でした。
単月の増配率では前年同月比で約-6.1%でした。

2021年にご紹介を始めて以降、一度もプラスとなった月がない、不思議な状況が続いています。
2021年2月〜2022年1月の分配金と、直近株価から利回りを参考に算出したものは下の通りです。

株価上昇も他のETFより小さめ、分配利回りも低下傾向ということで、(逆の意味で)注目しているというか、何故?と気になるETFといった印象です。
DGRS:ウィズダムツリー 米国小型株クオリティ配当成長ETF
DGRSは2021年1月$0.015に対し、2022年1月は$0.005でした。
単月の増配率では前年同月比で約-66.7%でした。

2021年は約+13,7%増配で着地しており、DGRWと同様、ファンダメンタルズを重視したクオリティETFという認識です。
DGRWとあわせて保有すると銘柄の重複もないため、幅広い銘柄に分散もできそうです。
2022年の相場で小型株はどのような推移になるのかも興味があるところです。
直近1年の分配金と比較した利回りは下のとおりです。

今後の相場状況によっては魅力的な時期がくるのでしょうか?
そういった点からも注目です。
DLN:ウィズダムツリー米国大型株配当ファンドETF
DLNは2021年1月$0.155に対し、2022年1月は$0.055でした。
単月の増配率では前年同月比で約-64.5%でした。

DLNは2021年12月ごろに株式分割がされています。
今後の分配金に株式分割の結果は、どのような影響があるのでしょうか?(はたまた関係ないのでしょうか?)
初めてのケースですので、当面は興味深く注目していこうと思います。
2021年は年間で約−14.4%の減配でしたので、復活するのか注目の年です。
株価との比較は以下に3パターンを参考に掲載しておきます。
パターン①:株式分割後の株価に対し、過去の分配金実績をもとに推移比較したケース

現在、過去の実績データも株式分割されたあとの株価でしかトレースできません。
そのため、株価と過去の分配金実績をもとにグラフを作成すると上記のような推移になってしまいます。
(株価1/2になっていることで、配当利回りが×2倍になって表示されています。ご注意ください)
SBI証券などの分配利回りも上記のような計算から算出されているのではないか?と個人的には考えています。
これだと正確な分配利回りが算出されていない気もしますが、どうでしょうか。
パターン②:株式分割前の株価に対し、過去の分配金実績をもとに推移比較したケース(もともとの株価推移と分配金実績)
このケースは参考に2022年以降の株価も『×2倍』で算出してみています。
(イメージは”株式分割前に購入した方の分配金利回り推移”を参考に掲載しているイメージです)

株式分割前に購入された方は、分配利回りとしてはこの推移がしっくり来るのではないかと考えまたので、参考に掲載させていただきました。
パターン③:株式分割”前後”の株価に対し、過去の分配金実績をもとに推移比較したケース(2021年までは以前の株価、2022年以降は株式分割後の株価に対して利回りを算出)
このケースは参考に2007年〜2021年を以前の株価(株式分割前)で、2022年以降を現在の株価(株式分割後)で算出してみたものです。

実情としてはこのような形なのではないか?と思います。
株価が1/2になり、利回りが単純に跳ね上がっているものと考えていますが、どうでしょうか。
いずれにしてもDLNは株式分割後の分配金推移(と分配利回り)が、今後どう推移していくのか?という点で興味深い状況です。
見立てが間違っていたら申し訳ありません・・・
簡単ですが、このような形でまた来月も推移をウォッチしていきたいと思います。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
それではまたっ!!