こんにちは、おーです!
わたしは普段、楽天経済圏をメインに利用しているため、PayPayを利用する機会は少ないのですが、片田舎ではPayPayしか利用できない店舗もあります。
(逆に片田舎にも浸透しているPayPayの普及率はスゴいと言わざるをえない)
楽天ポイント(通常ポイント)は投資に活用することができるため、毎月貯まったポイントをせっせと投資に回しているのですが、PayPayでも類似サービス(こちらは投資の疑似サービスというイメージです)が展開されているようです。
注:実際の相場変動にあわせ、ポイント残高が上下しますが、最終的に現金化できないこと、証券口座の開設などもしていないなど、通常の投資とは一部異なる部分もありますので、疑似と識別させていただきました。
たまたま、PayPayに少しだけ貯まっていた「PayPayボーナス」ってなに?という初歩的なところから調べてみたところ、つい最近このサービスの存在を知りました。
ということで、本日はこの「PayPayボーナス」を利用して簡単に投資の疑似体験ができるサービスについて、ざっくりご紹介させていただきます。
PayPayで投資の疑似体験ができる「PayPayボーナス」運用サービスのご紹介!
PayPayボーナスとは
みなさまご存知のPayPayが提供しているポイントのなかに、「PayPayボーナス」という独自ポイントがあります。
PayPayボーナスの概要
PayPayボーナス | 特典やキャンペーンなどで獲得できる「PayPay残高※」の一種 ※:1円単位で買い物に利用できる電子マネー |
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利用可能期間 | 無期限 |
利用可能(使いみち) | ①買い物で支払い/②貯めておく/③運用して増やす |
利用不可 | 出金(=現金化)、PayPay残高を送る機能、わりかん機能 |
ボーナス付与イメージ | ①PayPay残高での支払金額に対して加算 ②商品価格(税込)に対してのストアボーナス ③キャンペーンへの参加、特典の条件を満たした場合 |
ボーナス利用の注意点 | PayPayアカウントとYahoo! JAPAN IDの連携が必要 |
現金化、送金などはできませんので、利用方法は「普通にお買い物で使う」、「使わずに貯める」、「投資体験しつつ増やす」の3種類から選択する必要があります。
PayPayボーナスの付与については、利用実績により異なるようです。
またオフィシャルには明記されていませんが、その他としてポイントサイト(ハピタスなど)で貯めたポイントを交換することもできそうです。
PayPayボーナスの付与について
PayPay残高払い | 【付与率】+1% 【付与時期】原則として支払いの翌日から起算して30日後 |
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ストアボーナス | 【付与率】商品単価(税込)に対して+1%から14% 注:100円未満(税込)の購入は対象外/小数点以下切り捨て |
キャンペーンへの参加や特典 | 【付与率】商品単価(税込)の10の位以下を切り捨てた金額に対して付与 注:支払い方法指定のキャンペーンでは、指定支払い方法の利用額に対して付与。付与対象や付与率などはキャンペーンなどで相違 |
その他 | ポイントサイト(ハピタスなど)でのポイント交換 |
(外部リンク)「もらえるPayPayの残高やTポイントの種類」yahooショッピングヘルプ
PayPayボーナス運用サービスの概要
上記の「PayPayボーナス」を使って、投資の疑似体験をすることが可能なサービスです。
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引用元:PayPayボーナスを”運用する”サイクル(PayPay証券)
お買い物で付与された「PayPayボーナス」を、「ボーナス運用」サービスへ投下して、相場の上下に応じて運用損益が発生します。
仮に利益が出ているときに売却することができれば、改めて「PayPayボーナス」として受け取ることができ、お買い物に使ったり、もう一度再運用にも回せるようです。
運用中の損益は日々の相場状況に応じて変動しますが、一時的に損が出ていても「売却」という行為をしなければその損は確定しません。
(確定するまではあくまで”いま売ればという見込みの損”状態)
PayPayボーナス運用の特徴
初心者がとっつきにくい大きなハードルを下げ、投資の疑似体験が可能となるサービスで、以下のような特徴があります。
- 面倒な書類のやり取りが不要(=口座開設手続きが不要)で1分程度の登録ですぐに始められる
- 手数料がかからない(=0円)
- お金を使わなくていい(=貯まったPayPayボーナスのみあれば利用できる)
- 運用を選択可能な商品が2つしかないので迷わなくていい
- 「自動追加機能」を利用すれば、1回設定すれば、PayPayボーナス付与時に自動的追加も可能
①面倒な書類のやり取りが不要(=口座開設手続きが不要)で1分程度の登録ですぐに始められる
通常の証券口座であれば、書面やインターネットでの口座開設申し込みなどの諸手続きが必要となりますが、「PayPayボーナス運用」については、この手続きが不要なようです。
お手持ちのPayPayアプリ内の「ボーナス運用」アイコンをポチッとすれば、簡単に始めることができます。
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引用元:登録時間はわずか1分!始めよう(PayPay証券)
②手数料がかからない(=0円)
PayPayボーナスを追加するとき、引き出すときにも手数料が0円のようです。
少額の利用に対して、手数料がひかれてしまう場合、せっかくの利益も意味がなくなってしまいかねませんので、この点も安心です。
③お金を使わなくていい(=貯まったPayPayボーナスのみあれば利用できる
身銭を切って体験することには「損してしまったらどうしよう・・・」という、不安もつきまといかねません。
このサービスは、仮にお金が0円でも(=PayPayボーナスさえあれば)運用することができます。
最悪でも「ポイントであればなくなっても問題ない」と気軽にも捉えられるでしょうし、非常にハードルが低く、抵抗少なく始めやすいと思います。
④運用を選択可能な商品が2つしかないので迷わなくていい
「PayPayボーナス運用」で利用可能なコースは最低限の2コースしかありません。
- スタンダードコース「SPY:SPDR S&P500 ETF」米国の大型企業約500社への投資
- チャレンジコース「SPXL:DIREXION S&P 500 3X」①のコースの約3倍値段が変動する
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引用元:コースは2つ 2021年2月時点(PayPay証券)
⑤「自動追加機能」を利用すれば、1回設定すれば、PayPayボーナス付与時に自動的追加も可能
投資のことにできるだけ時間を割きたくはないけど運用は継続して、ボーナスが入れば追加していきたいといったかたには「自動追加機能」もあります。
1回設定さえしてしまえが「PayPayボーナス」が付与されたタイミングで、継続的に自動追加することも可能なようです。
設定可能なコース | スタンダード、チャレンジのどちらか1コースのみ |
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設定可能時期 | いつでも可 |
設定解除時期 | いつでも可(設定中に引き出しをした場合、自動で解除される) |
自動追加のタイミング | 新たなPayPayボーナスが付与された時点 |
(外部リンク)自動追加機能(PayPay証券)
個人的な感想

「口座開設不要ですぐに始められる」、「お金を使わなくていい」、「ポイントを利用したゲーム感覚の要素もある」といったような点で投資未経験者のかたなどを含め、体験するのにいいサービスなように思います。
この記事を作るつい数日前、ネット記事で以下のような記事を見ました。
(外部リンク)PayPayの「ボーナス運用」400万人突破 PayPayユーザーの1割が利用(IT media ビジネスONLINE)
興味をもち取り組んでいる方々がすでに400万人もいることにびっくりしました。
このサービスは手軽で、軽快にはじめることができますので、ある意味では納得できますね。
これをきっかけに投資に興味をもち、日本人の投資に対する抵抗感やネガティブなイメージが払拭され、裾野が広がることにも期待したいところです。
ネタになるほどの額でもありませんが、わたしも少額ながら運用していますので、また実際の状況をご紹介してみようと思います。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
それではまたっ!!