こんにちは、おーです!
以前から購入を検討していた『ドラム式洗濯乾燥機』ですが、とうとう思い切って購入に踏み切りました。
我が家は約15年、タテ型洗濯機を使用してきました。
今考えてみると一度も壊れることなく、よく稼働してくれたなと改めて感謝しています。
ドラム式洗濯乾燥機を導入してまだ日が浅いため、今までと異なる操作方法などに戸惑うこともしばしばですが、買ってよかった点などをまとめておきたいと思い記事にします。
わたしの結論
・洗濯機は壊れると一気に生活が不便になるということから、取替の踏ん切りもときに大切と思いました。
・購入時の金額は高価ですが長期的視点でみれば古い製品を継続利用するより、節電・節水とコストも抑えられそうです。
・家族構成など(洗濯衣類の量)にもよりますが、乾燥機能を上手に活用すれば干す時間・作業の手間も減り、家事効率化(時短)に貢献もできます。
上記のような点からわたしは購入してよかったと思いました。
購入に踏み切ったきっかけ

通常、洗濯機の耐用年数は”7年程度”、メーカーが取替部品を製造している期間は”10年程度”と言われるようです。
このことからも15年経過する我が家のタテ型洗濯機はいつ壊れてもおかしくなく、また壊れても交換部品の確保が難しい状況にあることに改めて気付かされました。
改めて考えてみれば仮に洗濯機が壊れたと仮定すると、煩わしさ(時間的な損失=取替までの期間、コインランドリー洗濯などで対応が必要など)は非常に不便を感じるでしょう。
また、もともと家で過ごすのが好きなわたしです。
コロナの影響もあり”新しい生活様式”が叫ばれる昨今、「おうち時間をいかに便利に、快適に過ごすか」がわたしのテーマでもあります。
そういった意味でも最新家電にお金をかけるのは『良い投資』だと考えて購入に踏み切りました。
購入したドラム式洗濯乾燥機『パナソニック NA-VX900BL』

わたしは家電製品マニアではありませんので、家電製品は購入しようと思わないかぎり、特徴を調べる機会はありません。
洗濯機の機能を調べたことはほぼなく「ドラム式洗濯乾燥機=乾燥機能があるんだな」程度の認識しか持っていませんでした。
浦島太郎なわたしの書く記事ですので、すでに知識のある皆様からすれば「いまさら?」というような内容ではあります。
ですが、まだこれから新たに導入を検討されているかたに対して、なにかの参考になれば嬉しく思い、ご紹介させていただきます。
わたしが購入した商品はこちらです。
たまたまタイミングよく2020年10月に発売された新商品に出会うことができました。
発売後まもなくでしたが非常に人気だそうで、高額ですが購入者があとを絶たない状態だそうです。
(外部リンク)ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900BL/R(Panasonic HP)
特徴 一覧

最新家電製品は機能が多すぎて一覧にするだけでも大変です。
機能があまりにも多すぎるので、製品の特徴やわたしがココはいいな!!と思ったポイントなどに絞ってご紹介させていただきます(赤字部分)。
洗濯・脱水容量/乾燥容量 | 11kg/6kg |
---|---|
IoT機能 | スマホで洗濯 |
洗浄機能 | 液体洗剤・柔軟剤自動投入 2度洗いモード 温水機能 泡洗浄W 浸透ジェットシャワー/スピンダンシング洗浄/3D見張りセンサー/スパイラルドラム パワフル滝(洗い・すすぎコース)/おうちクリーニングコース |
乾燥機能 | ヒートポンプ乾燥方式(低音除湿タイプ)/エコヒートポンプエンジン/除菌・乾燥/熱交換器自動洗浄 ふんわりジェット乾燥 タオル専用コース/ダニバスターコース/化繊60分コース |
清潔機能 | ナノイー花粉ケアコース/ナノイー槽クリーン 自動槽洗浄/カビクリーンタンク(ステンレス槽) 槽洗浄コース(約11時間) 約30℃槽洗浄コース(約3時間) 約60℃槽カビクリーンコース 抗菌使用(ハンドル・窓パッキン) |
節水・省エネ仕様 | エコナビ(水温・衣類の量・衣類の質) インバーター制御 |
操作のしやすさ | カラータッチパネル 予約タイマー/残り時間表示 |
安全機構 | ドアロック/チャイルドロック |
(目安)時間 | 定格洗濯時32分/定格洗濯乾燥時(標準/省エネ)98分/165分 |
(目安)標準使用水量 | 定格洗濯時78L/定格洗濯乾燥時55L |
(目安)消費電力 | 定格洗濯時68Wh/定格洗濯乾燥時(標準/省エネ)890Wh/620Wh |
(目安)運転音 | 洗濯時32dB/脱水時41dB/乾燥時46dB |
特徴① スマホで洗濯の操作(IoT機能)

IoTとは「Internet of Thingsの略で”モノのインターネット”」と呼ばれるこれからどんどん進化していくであろう技術です。
いままでつながっていなかった例えば洗濯機とスマホなどがインターネット(Wi-Fi経由)でつながり、より便利に管理ができる技術というイメージでしょうか。
この技術により「洗濯機から離れた場所から専用アプリを介してスマホで操作」も可能な時代になり、実際に本機にはその技術が導入されています。
・外出先から”帰宅時間を見計らって”洗濯開始や、運転予約の変更が可能
・洗濯の進捗状況を離れていても確認可能
・洗剤や柔軟剤の自動投入タンク残量が減ったら通知でお知らせ など
洗濯機を宅内Wi-Fiとリンクさせる必要がありますが、このような機能も活用できます。
特徴② 液体洗剤・柔軟剤自動投入と2度洗いモード

洗濯機に備え付けの自動投入タンクに予め洗剤・柔軟剤を入れておくと”洗濯量に応じた最適量を自動計量”し、投入してくれます。
また、この自動投入が設置されていることで『2度洗い』が可能となっています。
例えばガンコな汚れ(ドロ、汗、皮脂など)が気になるといったケースがありえます。
時間があれば他の洗濯物と分けて洗えばいいのでしょうが、時間がないときに仕方なくまとめて洗うと、汚れ移りをしてしまう懸念があります。
洗剤などの自動投入機能があることで、設定をするだけで『2度洗い』も可能になっています。
自動投入モードがあると、
・液体洗剤・柔軟剤を都度投入する手間を軽減
・詰替用パウチ袋から自動投入タンクへ入れられ、ボトル詰替の手間削減
・『2度洗い』を設定すると、
・洗剤を1回分投入して”予洗い(洗濯物から汚れを剥がす)⇒さらに洗剤を1回分投入して”本洗い(汚れ移りを抑制するよう、きれいな水と新たな洗剤で洗浄”という”入念な洗い方で汚れ移りの抑制に貢献”が可能
特徴③ 温水機能
本製品は洗浄コースが豊富でさまざまな目的に沿った温度で洗濯が可能となっています。
水温が低い=洗濯効果が下がる「洗剤が溶けにくい」「汚れが落ちにくい」
水温が高い=洗濯効果が上がる(約37℃で皮脂が溶け出し、約40℃で洗剤中の酵素が活性化といった効果でさらに洗浄効果アップが期待できる)
・温度60℃:白物の除菌
・温度40℃:毛布、おしゃれ着、普段着の皮脂汚れ、黄ばみ、ニオイ落とし
・温度30℃:おしゃれ着洗い
・温度15℃:寒い日に水温を上げて洗濯効果を高める
40℃では上記のさまざまな衣類に応じた細かなコース選択も可能
設定温度と選択するコースよって「運転時間」、「コスト(電気代)」、「一度の洗濯で投入できる容量」などは異なりますが目的に応じた選択が可能というメリットがあります。
特徴④ 泡洗浄

本製品は洗浄時の泡立てなどにも工夫が凝らしてあります。
洗剤を泡状にしたほうが汚れに対して接触する面積を増やすことができるため、泡表面の界面活性剤をより効果的に利用するよう配慮されています。
・泡の力:洗剤を泡状に⇒泡を繊維の奥まで浸透、汚れを包み浮かせ落とす
・水の力:ジェットシャワーでも泡を繊維の奥まで届けるよう設計
・機械の力:もみ洗い、たたき洗い、押し洗いなど槽の回転で洗浄効果を高めるよう設計
これらの複合的な力を利用し、洗浄力の向上を実現させています。
また、デリケートな衣類をやさしく洗う「おうちクリーニングコース」やガンコな汚れにも効果的な「パワフル滝コース」など、目的に応じたコース選択も可能です。
わたしが個人的に気に入っているのは「ジェットほぐし」という機能です。
「ジェットほぐし」
高速脱水後、10分間送風して繊維をほぐしゴワつきを低減する機能
この機能のおかげだと考えているのですが、洗濯と脱水のみで取り出した場合でも「衣類がやわらかくなっている」と感じています。
特徴⑤ ヒートポンプ乾燥方式

ドラム式洗濯乾燥機の価格を左右する機能のひとつがこの「ヒートポンプ式か?」「ヒーター式か?」という点です。
【ヒートポンプ式】
空気中にある熱を利用、収集して空気を除湿⇒温風に加熱し洗濯物を乾燥⇒衣類から吸収した水分・湿気を除湿⇒再び加熱乾燥のサイクルを繰り返す。
(洗濯機内のヒートポンプにより熱交換した熱を利用して洗濯物を乾燥させる、イメージはエアコンや冷蔵庫、家庭用給湯システムなど)
【ヒーター式】
電気を熱に変えて温風を発生、槽内に温風を送り洗濯物を乾燥させる。
(乾燥機内のヒーターで洗濯物を乾燥させるタイプで従来から主流のタイプ、イメージはヘアドライヤーと同様)
以下にヒートポンプ式のメリット・デメリットを記載しておきます。
一概には言えませんが、わたしはざっくり「ヒートポンプ式のメリット・デメリットと、ヒータ式のメリット・デメリットは逆」のイメージに捉えました。
【ヒートポンプ式のメリット】
省エネ効率が高い(電気の使用量が少ない、冷却水が不要)
乾燥温度がヒーター式に比べ低い(乾燥温度約65℃)
洗濯物の傷みや縮みを抑えられ、より短時間で乾燥が可能
洗濯機を設置している室内に排気しないため室内温度は高くならない傾向
(ヒーター式は機種によっては、室内に温度の高い湿った空気を排気し室温や湿度が高くなってしまう構造の機種もある)
【ヒートポンプ式のデメリット】
ヒーター式に比べて重量があり価格は高め
その他 清潔機能など

さまざまな清潔機能を備えた製品です。
洗濯容量などにより設定できない内容もあるようですが、ざっくり以下のような清潔機能も備えています。
・洗濯前にプレ(事前)乾燥でダニを高温加熱、ダニの死骸や糞(アレル物質)を除去
・すすぎ前にドラム槽の外側などを洗浄する「自動槽洗浄」
・洗濯終了後、衣類を取り出し(電源を切らず)扉を閉めると黒カビを発生を防止するための乾燥「ナノイー槽クリーン」
・約60℃の温水スチームで黒カビ発育を抑制「槽カビクリーンコース」
・水洗いできない、形崩れが気になる、頻繁にクリーニングに出せないもの(帽子やぬいぐるみ、スーツなど)に対する「除菌・消臭コース」
・水洗いできない(帽子やコートなど)の「花粉ケアコース」 など
洗濯機ではじめて「日本アトピー協会推薦品」になったようです。
乾燥フィルターや排水フィルターなどは、糸くずの手入れにも工夫されており、糸くずなどがからまりにくく手入れがラクになるよう設計、配慮されています。
感想 半月程度使ってみて

効率的な洗濯をどうするか、まだまだ試行錯誤している最中です。
個人的乾燥としては、上記ご紹介したような機能全般も含め非常に優れた製品で、購入してよかったというのが感想です。
【個人的に良かったと感じている点】
・衣類やタオルはやわらかく仕上がり、肌触りがよいというのは明らか
・縮みも気にならない(注1)
・夜間に洗濯・乾燥しても「ナイトモード」もあり音なども気にならない(注2)
・乾燥終了後、一定時間は定期的に数分間ドラムを回してシワの発生を抑制してくれる
・終了時間を予約することで、ある程度ねらった時間(乾いた洗濯物をたたむ予定の時間)に乾燥の終了時間をねらって設定することができる
・風呂水を利用してみたが驚くほど使用量も少なく、節水効果が高そう(注3)
注1:ドライマークなどのおしゃれ着は乾燥させていない
注2:1ルームでの使用を想定した感想ではない。洗濯機が戸のある脱衣場に設置され、別に寝室があることをふまえての感想である
注3:節水、節電のコスト面は利用期間が短くまだ検証できていないがコスト削減には貢献してくれると考えている
ただし、乾燥機能が万能で全てに適用できる!というわけでもありません。
乾燥する衣類などの量によっては以下のようなこともありえます。
・コットン類はシワになることもある
・とくにパンツやシャツは乾燥する衣類の量が多いとシワになりやすい
・冬物など一度に乾燥する量が多いと、乾燥しきれない部分もある
1人暮らしならすべて乾燥というのもアリだと思います。
世帯で”洗濯物を一度になんでもかんでも乾燥”というのは難しいかもしれないというのが正直な感想です。
そのため、我が家はパンツ、シャツは割り切って乾燥機能は使わず、部屋干しすることで対応しています。
ですが、一部でも乾燥機能を効率的に使うことで確実に「洗濯物を干す時間」は減らすことができています。
それだけでも「別のことに使う時間を買うことができた」と満足しています。
(外部リンク)【洗濯機全般】 洗濯量の目安を教えてください。(Panasonic HP)
以上、ざっくり簡単ではありますが、購入を検討されているかたの参考になれば幸いです。
それではまたっ!!
関連記事です。
個人の考え方にもよりますが、わたしは生活満足度を上げ時間を有効に活用することができる今回の洗濯機購入はある意味で「投資」と捉えることができると考えています。
