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【DHS】ウィズダムツリー米国株高配当ファンドETFのご紹介!

こんにちは、おーです!

 

本日は米国ETFのウィズダムツリー米国株高配当ファンドETF【DHS】について、ざっくりご紹介させていただきます。

 

2021/12/26追記:2021年12月分の分配金実績を反映

2021/11/26追記:2021年11月分の分配金実績を反映

2021/10/27追記:2021年10月分の分配金実績を反映

【DHS】ウィズダムツリー米国株高配当ファンドETFのご紹介!

【DHS】ウィズダムツリー米国株高配当ファンドETFとは

DHSは2006年に設定、アメリカに上場された、運用開始から15年を迎えようとしているETFです。

 

ティッカーシンボル DHS
名称 WisdomTree High Dividend Fund ETF
(ウィズダムツリー米国株高配当ファンドETF
ベンチマーク WisdomTree U.S. High Dividend Index
(ウィズダムツリー・US・ハイ・ディビデンド・インデックス)
設定日 2006/6/16
ETF純資産総額 770.23M (約770億円、1$=100円換算)
投資銘柄数 318
経費率(年率) 0.38%
算出方法 ファンダメンタルズ加重
分配金など 分配金あり、年12回
運用会社 ウィズダムツリー(WISDOMETREE)

注1:ETF純資産総額はyahoo!finance USAより引用

注2:銘柄数、経費率などに関する情報はWISDOMETREE(WisdomTree U.S. High Dividend Fund)から引用(2021/3/12時点)

 

連動指数 ウィズダムツリー米国高配当インデックスとは

ウィズダムツリー米国高配当インデックスは、ウィズダムツリー米国配当インデックス(WisdomTree U.S. Dividend Index)から選ばれた「高配当利回りの企業のパフォーマンスを測定するファンダメンタルズ加重型のインデックス」です。

このインデックスは、直近の1株当たりの宣言配当金に基づいて、各構成企業が次年度に支払うと予測される現金配当総額の割合を反映して毎年配当加重され、企業のコンポジットリスクスコア(※)で調整されます。

※:コンポジットリスクスコアは、バリュー、クオリティ、モメンタムの3つの要素の平均値

コンポジットリスクスコアで良好なスコアを獲得した企業はウェイトが増加し、悪いスコアを獲得した企業はウェイトが減少します。

 

その他の主な特徴は以下のとおりです。

  1. スクリーニング日において、ウィズダムツリー米国配当インデックス(WisdomTree U.S. Dividend Index)内の企業で、時価総額が2億ドル以上、過去3年間の(過去3ヶ月間のスクリーニングもあり)1日平均ドル建て取引量が20万ドル以上の企業
  2. 構成企業は、年間配当利回りでランキング
  3. 年間配当利回りで上位30%にランクインした企業が対象
  4. 年1回のリバランスで銘柄の最大ウェイトは5%に制限され、その他の銘柄も比例して調整される
  5. いずれかのセクターがインデックスの25%以上のウェイトとなれば調整し引き下げ(ただし、不動産セクターの上限は5%)

 

配当利回りなどで加重されるため、時価総額で加重されたような割高銘柄を多く含んだ銘柄への投資を避けられる(割安な銘柄に投資が可能となる)といった特徴を有するETFです。

 

チャート

DHSの日足チャートです、記事作成時の株価は$75.22(2021/3/12終値)です。


パフォーマンス

WISDOMETREE(WisdomTree U.S. High Dividend Fund)から引用しました(2021/3/12時点)。

 

ファンド・パフォーマンス (単位%) 年間平均 税引前

1年 3年 5年 10年 設定来
基準価額 8.62 4.69 7.44 9.65 6.25
市場価格 9.46 4.71 7.44 9.66 6.26
ベンチマーク 9.06 5.05 7.83 10.06 6.61

設定来で年6.26%の成長です。

 

(参考)他ETFとのパフォーマンス比較

DHSは設定が2006/6/16でしたので、その近辺で運用していたETFと比較してみました。

比較チャートはいずれもETFreplay.comから引用させていただきました。

 

今回は、比較の着眼点は高配当として、DHSと類似するETFを引用しています。

注:DHSの設定日ではなく、類似ETFとして参考に比較したかったので、VYMの設定日(2006/11/10)にあわせて比較しています。

  • DHS 設定日2006/6/16
  • VYM 設定日2006/11/10
  • DVY 設定日2003/11/3
①DHS,VYM,DVY 2006年(VYM設定以降)の比較チャート
パフォーマンス VYM > DVY > DHS
ボラティリティー DHS > DVY > VYM
ドローダウン DHS > DVY > VYM

 

下のグラフは上記で長期比較しているETF同士の年間トータルリターン推移の状況をまとめたものです。

注:2021年は年途中(掲載2021年9月4日)であることにご注意ください。

(PORTFOLIO VISUALIZERから引用)

DHS,VYM,DVY年間トータルリターン 2007-2020年

DHS,VYM,DVY年間トータルリターン 2007-2020年(2021年9月4日追加)

 

続いて、2015年にSPYDが設定されて以降、直近約5年程度のパフォーマンス確認も兼ねて比較してみた結果は以下の通りです。

  • DHS 設定日2006/6/16
  • VYM 設定日2006/11/10
  • DVY 設定日2003/11/3
  • HDV 設定日2011/3/29
  • SPYD 設定日2015/10/21
②DHS,VYM,DVY,HDV,SPYD 2015年(SPYD設定以降)の比較チャート
パフォーマンス DVY > VYM > SPYD > HDV > DHS
ボラティリティー SPYD > DVY > VYM > HDV > DHS
ドローダウン SPYD > DVY > DHS >  HDV > VYM 

 

直近5年程度で見るとボラティリティーは一番低く、全般的にはHDVと似たような変動率を示しているのも興味深いです。

パフォーマンスが思ったほど、奮っていないのは残念ですが、DHSは毎月分配ですので、配当なども確認したいと思います。

 

こちらも、PORTFOLIO VISUALIZERから引用した年間トータルリターン推移を、HDVとSPYDを含めた形で掲載しておきます(2021年は年途中:掲載2021年9月4日)。

DHS,HDV,SPYD年間トータルリターン 2016-2020年

DHS,HDV,SPYD年間トータルリターン 2016-2020年(2021年9月4日追加)

 

DHS 保有銘柄、セクター構成

WISDOMETREE(WisdomTree U.S. High Dividend Fund)から引用しました。

DHSの保有銘柄 上位20社と保有割合(円グラフ:%)

保有銘柄と保有割合はいずれも2021/3/12時点のデータとなります。

上位10銘柄が占める割合は約44.3%(11〜20位は約18.9%)と上位20銘柄で約63.2%となっています。

DHS トップ20構成銘柄【2021年3月12日時点】 DHS 保有銘柄 構成割合%【2021年3月12日時点】

約310銘柄に対して上位20銘柄で結構な保有割合です。

上位1,2位は直近株価が低迷気味なタバコ関連銘柄でもあったりと、上位陣のパフォーマンス結果に、全体が大きく左右されやすいともいえます。

 

DHSのセクター構成割合(円グラフ:%)

DHS セクター構成割合%【2021年3月12日時点】 DHS セクター構成割合一覧表【2021年3月12日時点】

上位5セクターで3/4程度のシェアとなっています。

市場のセクタートレンド切り替えによって、これからの動向に注目です。

 

分配金の推移、増配率の推移

これ以降(グラフ表示も含めて)の分配金に関する表示はすべて米国課税(10%)および日本国内課税(20.315%)控除前の金額になりますので、ご注意ください。

表示されている金額の約71%が手元に入金されるイメージでお考えください。

確定申告で外国税額控除の手続きをすれば、米国課税(10%)部分をある程度、取り戻す事は可能ですが、自身の収入に応じて取り戻せる金額は異なります。

 

DHS運用開始以降の分配金推移(一覧表)

DHSは毎月分配金ですので毎月、分配金を受け取ることができます。

DHS設定以降の定例(毎月)の分配金を一覧表にしたものは以下のとおりです。

注:定例と位置づけられない(不定期に出されているとこちらで判断した)分配金を除外しています。弊ブログ独自の集計であることをご了承お願いします。

DHS 分配金一覧表

 

DHS運用開始以降の分配金推移(毎回受け取り分配金の推移)

株価と分配金(毎回)の推移は以下のとおりです。

DHS 分配金推移(月別)

 

DHS運用開始以降の分配金推移(年間受け取り分配金の推移)

1年間の分配金(年間合計)と、12月時点の株価を用いて表示しています。

DHS 分配金推移(年別)

コロナショックの2020年は増配して着地しています。

一覧表をみていただくとわかりますが、毎月分配ですが2020年3月だけは分配がありませんでした。

その分12月に2回分配されました、意地の増配というところでしょうか。強い意志を感じられる気がします。

 

DHS運用開始以降の株価と分配利回りの推移

2021/3/16日現在(2021/3/15終値$75.89)と直近4回の分配実績から算出した結果は3.40%程度です。

分配利回り(月)・・・月内の受け取り分配金/その時点の株価

分配利回り(年)・・・(過去11ヶ月+当月受け取り分配金)/その時点の株価

注1:目安程度にお考えください。

注2:この分配金利回りは紹介記事作成時点の内容です。最新の参考目安については、下の「増配率と分配金実績、株価と利回り推移 2021年vs2020年」の欄に掲載しています。

 

DHS 株価と分配利回り

分配利回りは、平時はおおよそ3.0〜3.5%程度で推移といったイメージかと思います。

 

DHS運用開始以降の増配率推移(1年、3年、5年、10年、トータル)

増配率を計算した結果、以下のようになりました。

注1:私的に計算した値となりますので、正確性を保証するものではありません。数値の妥当性については他サイトと比較していただくなど自身で別途、検証していただくようにお願いします。あくまで参考程度にご覧ください。

注2:定例と位置づけられない(不定期に出されているとこちらで判断した)分配金を除外しています。弊ブログ独自の集計であることをご了承お願いします。

(2021年の途中小計が掲載されていますが、ご了承をお願いします。2021年の分配金合計は、下の「増配率と分配金実績、株価と利回り推移 2021年vs2020年」の欄に掲載しています。)

DHS 運用開始以降の増配率推移(1年、3年、5年、10年、トータル)

参考ですが、定例と判断した以外の分配金を(出された分配金をすべて)考慮した場合の増配率は以下のとおりです。

(いずれにしても正確性を保証するものではありません)

【参考:定例以外の分配金も考慮した場合】DHS 運用開始以降の増配率推移(1年、3年、5年、10年、トータル)

 

参考に年合計の分配金と増配率の推移グラフを下に掲載しておきます。

(以下のグラフは弊ブログ独自の集計により算出した上側の増配率表をもとに作成しています。2021年の途中小計が掲載されていますが、ご了承をお願いします。)

 

分配金年合計($)と1年増配率(%)

DHS 分配金年合計と1年増配率の推移グラフ

 

分配金年合計($)と3年増配率(%)

DHS 分配金年合計と3年増配率の推移グラフ

 

分配金年合計($)と5年増配率(%)

DHS 分配金年合計と5年増配率の推移グラフ

 

分配金年合計($)と10年増配率(%)

DHS 分配金年合計と10年増配率の推移グラフ

 

増配率と分配金実績、株価と利回り推移 2021年vs2020年 (2021年12月分配金後)

2021年と2020年を比較した増配率(%)と、各年の分配金実績を以下に掲載しています。

また、直近株価($)と分配金利回り(%)も参考に掲載しています。

注:とくに分配利回りは、ご自身で他サイトなどを含めて改めてご確認ください(あくまで参考目安程度にお考えください)

DHS 2021年12月 vs2020年 増配率と分配金実績 

 

毎月分配のETFは、四半期単位で合算した増配率も参考に掲載しています。

DHS 2021年12月 vs2020年 増配率と分配金実績、株価と利回り推移 

 

個人的な感想

お金が積み上がっていくイメージの写真

現時点ではトータルリターンなどのパフォーマンスが思ったより奮っていないイメージですが、2021年以降、相場のトレンドがバリュー株などへシフトしていくことが想定され、話題になっているように思いますし、今後はどうなっていくでしょうか。

 

時価総額加重での投資とは異なり、あえて配当利回りなどで選定した銘柄へ投資している特徴から、短い期間で大きく株価が上がることを期待するというより、あえて割安株へ投資することで将来的なリターンへつながると考えることもできるのかと思います。

 

DHSは基本的に分配金も右肩上がりですし、約3%を超える利回りの高配当ETFで毎月分配は珍しいですので、そういった意味でも好まれるかたもいると思います。

ウィズダムツリーはファンダメンタルズを重視したアプローチをされていますので、経費率が若干高めになっています(そういった点でも好みが分かれるところかもしれません)が、それでも特徴的なアプローチが可能なETFとして需要も高いと思われます。

 

DHSはリーマンショックも乗り越え、コロナショックでも減配していないETFですし、割安株へ投資ができるETFとして、これからも注目に値するのではないかと個人的には思います。

 

このように選択肢が多いことは非常に喜ばしいことですし、投資家のさまざまニーズに答えられるETFとして、これからも類似する高配当ETFなどと比較しながら成長を楽しみにしたいと思います。

 

 

この記事がなにかの参考になれば幸いです。

それではまたっ!!