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参考【Portfolio Trader】株式併合した資産を手動で変更する方法

こんにちは、おーです!

 

わたしは資産管理については、以前ご紹介した「Portfolio Trader ポートフォリオトレーダー」アプリをもっぱら利用しているのですが、このたび、保有するIAUが「株式併合」したことに伴い、ポートフォリオの配分を変更する必要が生じました。

(株式併合によりIAUの数量が2株→1株に変更され、IAUの価格が倍になってしまったことから、変更の必要に迫られたものです)

 

おー
おー
わたしのやり方がドンピシャ正しいとは思っていませんが、ある程度、証券会社の併合後の取得単価と近似させることができたため、今後の自分への備忘録を兼ねて、参考までにご紹介させていただきます。

 

参考【Portfolio Trader】株式併合した資産を手動で変更する方法

そもそも株式併合とは

わたしも初心者であまり詳しくないので、わかりやすく紹介されていたSMBC日興証券さんのQ&Aサイトから引用させていただきました。

Q:株式併合とは何ですか?

A:企業が発行済み株式数を減らすために、複数の株式を1株に統合することです。

例えば、2株を1株の株式併合(併合比率2:1)の場合、併合が行われると、発行済株式数は半分になり、理論上株価は2倍になります。理論上資産価値には影響はありません。
そのため、保有されている株数については、併合比率により減少しますが、理論上株価は高くなりますので、お客さまの保有資産評価に変化はありません。

株式併合は、場合によっては、端株主や売買単位未満株(単元未満株)の株主を増やすことになるなど、株主の権利を侵す可能性があるため、株主総会の特別決議が必要となっています。

(引用元:SMBC日興証券「株式併合とは何ですか?」

 

今回、まさに保有しているIAUが2株を1株へ株式併合したことから、上記のような状態ということですね。

 

IAU株式併合の影響を確認するため、Portfolio Trader(ポートフォリオトレーダー)を確認してみたところ、価格上昇によりポートフォリオ内の保有割合が2倍に膨れていましたので、今後の資産配分確認時に影響があることから変更の方法を試してみました。

ということで、次のステップから変更した方法をご紹介させていただきます。

 

株式併合に伴う手動変更についてわたしが対応した手順

スマホを活用している写真

わたしはSBI証券を通じてIAUを少額保有していますが、株式併合の手続きが完了すると、SBI証券から電子交付書面で「外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内」書面が届きます。

メールなどで通知があると思いますが(設定している人のみでしょうか?)、メールが届いていなくても、概ね3〜4日程度もあれば、電子交付書面が届いているものと思われます。

 

①外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内の株数など表示欄を確認する

下の抜粋をみていただくと、わたしの場合、対象数量は「315株」、今回のIAU株式併合は「保有数量2:割当数1」となり、割当数量が1/2となりますので、「157.5株」となります。

 

外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内書面の詳細(抜粋)

①外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内の株数など表示欄

 

②外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内の売却株数など表示欄を確認する

上記①の端数「0.5株」は今回の株式併合に伴い、同書面内(下参照)で端数処理のため、売却されていました。

 

外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内書面の詳細(抜粋)

②外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内の売却株数など表示欄
おー
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この端数売却により、314株→157株への株式併合処理がされて、証券口座内に戻されていました。

 

③証券口座内の振替後の株数と取得単価を確認してみる

ということで、株式併合されたIAUの株数と取得単価を証券口座内で確認してみたところ、以下のようになっていました。

赤囲み:株式併合後の株数 157株

青囲み:株式併合後の取得単価 $29.58

③証券口座内の振替後の株数と取得単価
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株式併合ははじめてでしたので、Portfolio Trader(ポートフォリオトレーダー)でなんとかこの値に近づけるよう、取り組んでみました。

 

④Portfolio Trader(ポートフォリオトレーダー)アプリで端数相当の株数を売却処理

わたしの例では、まず端数処理をする必要があると感じ、上記端数にあたる部分を売却処理してみました。

端数0.5株を処理してみるなど試してみましたが、最終的な取得単価が一番近かったので、今回は1株として、上記ステップ②の約定金額から「$17.91」で入力して保存しました。

(日付は書面にあわせましたが、気にならないかたは処理日でもいいと思います)

④Portfolio Trader(ポートフォリオトレーダー)アプリで端数相当の株数を売却処理

 

⑤アプリで株式併合対象銘柄の取引タイプ「分割」を選択する

端数処理による売却が完了しましたので、続いてIAUに対する株式併合を入力していきますので、IAUに対する取引タイプから「分割」を選択します。

⑤Portfolio Trader(ポートフォリオトレーダー)アプリで株式併合対象銘柄の取引タイプ「分割」を選択する

 

⑥アプリで株式併合の内容を入力する

今回、IAUは「保有数量2:割当数1」への株式併合でしたので、アプリ内では以下のように入力しました。

「部分的株式」という部分は、「切り上げ」「切り捨て」などの処理を選択できます(切り上げor切り捨てor処理なし)。

今回は「切り捨て」を選択しました。

⑥Portfolio Trader(ポートフォリオトレーダー)アプリで株式併合の内容を入力

(日付は書面にあわせましたが、気にならないかたは処理日でもいいと思います)

 

今回、分割処理入力後の一覧画面(抜粋)は以下のようになりました。

⑥-1処理後の画面

 

おー
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入力処理はこれで終了ですが、最後にアプリ内の(変更後の)保有株数と取得単価を確認しておきます。

 

⑦アプリで株式併合の入力結果を確認する

アプリ内で最終的に保有数量と取得単価がどのように変更されたかを確認して完了とします。

⑦Portfolio Trader(ポートフォリオトレーダー)アプリで株式併合の入力結果を確認する

ということで、今回の処理で無事ステップ③(証券口座内)の記載と同一にすることができました。

③証券口座内の振替後の株数と取得単価

 

おー
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以上で今回の株式併合に伴い、わたしが対応した手順は完了です。

 

 

 

初期投資として、アプリ代金が高めかもしれませんが、Portfolio Trader(ポートフォリオトレーダー)は今回のような株式併合などにも対応しているので、非常に便利でした。

 

わたしはこのような便利なアプリを投資初期の頃から利用しているので、他のアプリと比較してどうこうといった批評はご紹介できませんが、今回も何度か手順を試してみて最終的にいい数値にもっていくことができました。

編集、削除が簡単にできますし、色々と直感的に使えますので、わたしは非常に使い勝手も優れている便利なアプリだと今でも考えています。

 

まだ利用していないその他の機能については、今後、利用することがあればまた共有させていただこうと考えています。

 

この記事がなにかの参考になれば幸いです。

それではまたっ!!

 

 

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Portfolio Trader ポートフォリオトレーダーで利用できる機能などの概要は「資産管理アプリ【Portfolio Trader ポートフォリオトレーダー】のご紹介」をご参照ください。