映画鑑賞

【感想】『天使のくれた時間』を観てみました!

こんにちは、おーです!

 

Amazon Prime会員の恩恵、無料で観れるPrimeビデオから『天使のくれた時間』を観てみました。

本日はわたしなりの感想をご紹介させていただきます。

 

おー
おー
個人が観て感じた率直な感想を記載していますが、人によっては内容を想像してしまう、ネタバレと思わてしまうかもしれません。そのような方はこの時点でページを閉じていただければと思います。

 

【感想】『天使のくれた時間』を観てみました!

概要

ウォールストリートを示す看板の写真

金融の世界で活躍することを夢見てイギリスへ研修に行くジャック(ニコラス・ケイジ)。

直前になり、やっぱり行かないでと懇願する恋人ケイト(ティア・レオーニ)を振り切り、自分の夢を叶えるべく旅立ち、愛する恋人と離れ離れになってしまいます。

その後、ウォール街で成功を掴んだジャック、自身満々に人生を謳歌していました。

当時の恋人とはすでに別れてしまっていましたが、ひょんなことからある日突然、目覚めると違う人生(金融の世界で働く野望を捨て研修に行かず、もう一つの選択肢を選んでいたらという人生)を過ごす機会を得ることに。

別れた恋人ケイトと結婚し、子供までいる生活に戸惑いつつ、自身の感情の変化を感じジャックがどのような選択をするのか・・・。

 

 

個人的な感想

人生で大切なものはそんなに多くない

延々と続くイメージの線路の写真

高級な車、ブランド品、時計、住宅、お金etc…欲を出せばキリがありません。

それらはある意味では豊かさを実感することができるかもしれませんし、生活の活力、質を高めるモチベーションになるかもしれません。

本当に自分たちの人生で「それがないとダメ」だと思えるのであれば、それは自身の人生で必要なものなのでしょう。

ですが、あまりにそれらに固執しすぎるとどうでしょう。

このような象徴的なものに囲まれていないと不幸などと考えてしまうと、常に追いかけ、掴んではまた次・・・と延々と繰り返すことになるのかもしれません。

 

ものは考え方、ないものねだりをいつまでも続けてしまいがちです。

また、買ったものなど、時の経過とともに壊れたり、古くなったりして価値はどんどんなくなってしまいがちです。

 

追い求めるのはほどほどに。

わたしも一時期まで所有欲にまみれた生活を求めていましたが、このような考え方から脱却することができつつあります。

 

自身の周りを見回してみれば、健康な体、良好な家族関係、生活できるだけの財力、など今あるものに感謝することで、自分の心を満たすこともできます。

 

どのようなことから豊かさを感じるのかは人それぞれですが、一緒に笑いあえる、価値観を共有できるなど、あまりにも普通なことですが、実は普通ではない。

このような何気ないことに感謝し、生涯をともに歩んでいきたいと思える人に出会えたことを改めて幸せだなと感じさせてもらいました。

 

本当に大切なものは失くす直前や、失くしてから気づく

フラフラと漂流する心をイメージさせる写真

健康、家庭生活など、普段、あまりに当たり前で、感謝すらすることは少ないですが、いざなくしてみると、それらがどれだけ自分のなかで大切だったのかを痛感させられます。

ですが、あまりに当たり前なものというのは、普段からよほど意識して感謝していないと、その恩恵を感じることはないでしょうし、野放しで放置してしまいかねません。

そして失くすようになってから気づく。

まさに後悔先に立たず。

 

失くす直前に気づけたのであればまだ挽回も可能かもしれません。

人によっては一度なくしてもなんとかして挽回する方もいるかもしれません。

 

お恥ずかしながら、わたしも若かりし頃、彼女(奥様)に横柄な態度をとってしまい、深く傷つけてしまったこともありました・・・

途中で自分の過ちに気づき、なんとか修正することができましたが、そのような経験がわたしをガラッと変えました。

 

このような経験をするまでもなく、失くすかもしれないもっと前から、大切さをわかっていられたら、もっと違う感じ方、接し方もできるのではないでしょうか。

本当に必要なものはすでに近くにあったりすることもあります。

先ほども述べましたが、人生で大切なものはそんなに多くないように感じますし、改めて自分の本当に大切なものはなにか、大切にしていきたいものはなにかを振り返るきっかけにもなりました。

 

周りの誰がではなく、自分たちがどう感じるかを大切に

2人で楽しく過ごしているイメージの写真

裕福に見えそうだから豪華な生活を、といった第三者からどう見えるかという視点で、見栄を重視して物事を選択してしまうこともあるかもしれません

ですが、そのような肩肘を張った生活は果たして本当に自分たちが求めるものでしょうか。

人には人にあった、各家庭、家族なりの幸せな形があるようにも思います。

誰かから見てどうかといった視点ではなく、自分たちがどのように感じるか、自分たちにしか出せない答えで、自分たちなりの幸せを模索していくことの大切さを感じることもできます。

 

物より記憶に残る経験、感情豊かに喜怒哀楽をお互いに表現し、寄り添い、支え合いながら自分たちの人生なりの答えを模索し、日々の生活を過ごしていきたいと改めて思いました。

 

 

最後になりましたが、子役の女の子がキュートです、癒やされます(笑)

 

本作品は自分の人生に置き換えるとどうだろうかと考えながら見ることができ、改めていまの幸せを実感したり、今までを思い返したり、これから自分はどうしていきたいだろうか、と考えさせられるようにも感じます。

今後、ことあるたびに何度も見返したいと思える作品でした。

 

この記事がなにかの参考になれば幸いです。

それではまたっ!!