こんにちは、おーです!
以前、住信SBIネット銀行のご紹介記事「【おすすめ銀行②】住信SBIネット銀行は使い勝手のいい便利な銀行口座!」を書きました。
その記事で簡単にふれましたが、住信SBIネット銀行のサービスのひとつに『アプリでATM』という、スマートフォンさえあれば現金の預入れや引出し、カードローンの借入や返済が可能となるサービスがあります。
・外出先でキャッシュカードを持っていないけど、急に現金が必要といった事態の際に、持ち歩いているスマートフォンさえあればATMで手続きできる
・かさばるキャッシュカードやクレジットカードのたぐいを少しでも減らしたい
といったようなニーズに応えるサービスとして、『アプリでATM』は便利に利用できるのではないかと思います。
今回ざっくりとではありますが、サービスのご紹介をさせていただきます。
【便利】住信SBIネット銀行アプリの「アプリでATM」サービスはキャッシュカード不要でATM出金などが可能!
住信SBIネット銀行とは

住信SBIネット銀行(すみしんエスビーアイネットぎんこう)はネット銀行で、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資している銀行になります。
銀行単体での利便性も高いですが、SBIグループのSBI証券と連携が可能で、証券口座との資金移動なども便利に利用できます。
住信SBIネット銀行の多彩なサービスのなかで、わたしが便利だなと考えている機能の概要は、別記事「【おすすめ銀行②】住信SBIネット銀行は使い勝手のいい便利な銀行口座!」でご紹介しています。
キャッシュカード不要「アプリでATM」サービスとは

スマートフォンアプリがあれば、キャッシュカードを持っていなくても全国の「セブン銀行もしくはローソン銀行」のATM(注1)で、24時間365日(注2)取引が可能なサービスです。
注1:一部のATMを除く
注2:メンテナンスの時間帯を除く
『アプリでATM』で利用可能なサービス
・現金の預入れ、現金の引出(=入出金)
・カードローンの借入、カードローンの返済
注:一部ATMを除く全国の「セブン銀行もしくはローソン銀行」ATMが対象
ATM入出金に関する利用手数料

住信SBIネット銀行は”ある一定回数分のATM利用手数料を無料で”利用することができます。
この「ATMを利用する際の手数料を無料にできる回数」は、住信SBIネット銀行の独自サービス”スマートプログラムランク(以下スマプロランクという)”の各ランクに設定された条件により異なります。
ランクは1〜4の4種類あり、各ランクの判定条件をクリアしていれば、ランクに応じた回数分の「出金(注3)」について、手数料無料で利用できます。
注3:2021年6月以降はサービス改定により「入出金」のカウントに変更される予定
この会員ランクサービス(スマプロランク)に応じて、えられたATM利用手数料の無料回数を適用させることで、手数料を気にせず便利にATMを利用することができます。
スマプロランクの概要は、別記事「【おすすめ銀行②】住信SBIネット銀行は使い勝手のいい便利な銀行口座!」でご紹介しています。
「アプリでATM」サービスの利用準備(前提条件)

本サービスの前提条件を確認しておきます。
注:すでに住信SBIネット銀行の口座を持っている前提です。
『アプリでATM』利用時の前提条件
①住信SBIネット銀行アプリのダウンロード
②同アプリ内での「スマート認証NEO(セキュリティサービス)」の登録
③キャッシュカード(デビットカード)を持っておらず、認証番号カードのみを保有しているかたは「アプリでATM」の初回利用時に下記3点の設定も必要
設定③-1:キャッシュカード(アプリでATM)暗証番号の設定
設定③-2:キャッシュカード(アプリでATM)引出限度額の設定
設定③-3:スマートフォンで「住信SBIネット銀行」アプリに 「カメラ」のアクセス権限を許可設定
前提条件① 住信SBIネット銀行アプリのダウンロード
アプリを用いてATM操作を行うことになりますので、当然ながら住信SBIネット銀行の無料アプリを導入しておく必要があります。

前提条件② スマート認証NEOの利用登録

「スマート認証NEO」は、住信SBIネット銀行のセキュリティサービスです。
住信SBIネット銀行独自のセキュリティを利用し生体認証で、面倒な取引ごとのパスワードや認証番号の入力が不要になります。
その他のメリットとして
・アプリ以外の取引も事前に確認、承認してから実行(不正送金等を未然に防止)
・ログイン承認機能を利用すると登録したスマートフォン以外では制御を解除できないため、不正ログイン防止 など
といったように、セキュリティを向上させるための仕組みにより、情報漏洩リスクが低く、安心安全な取引に貢献が可能となります。
注:スマート認証NEOの利用登録についての詳細のご紹介は本記事では割愛させていただきますが、以下リンク先を参考に登録をしてください。
(外部リンク)スマート認証NEO登録方法(住信SBIネット銀行)
前提条件③ 一部対象者のかたのみ対応が必要

キャッシュカード(デビットカード)を持っておらず、認証番号カードのみを保有しているかたは「アプリでATM」の初回利用時に以下3点の設定も必要となります。
・設定③-1:キャッシュカード(アプリでATM)暗証番号の設定
・設定③-2:キャッシュカード(アプリでATM)引出限度額の設定
・設定③-3:スマートフォンで「住信SBIネット銀行」アプリに「カメラ」のアクセス権限を許可設定(操作中にQRコードの読み取りをする必要がある)
本記事での具体的な設定に関する詳細は割愛させていただきますが、住信SBIネット銀行アプリのホーム画面にある「アプリでATM」アイコンをタップすると、設定画面が開くようですので、簡単に設定できそうです。
ATMでの利用方法:共通操作部分

それでは実際の操作を「出金手順」と「入金手順」の順に、ご紹介します。
共通操作手順① ATMで取引を開始する(入金・出金共通)
以下はローソンATMの画面から抜粋しました(呼び名など表現はセブン銀行では異なるかもしれません)。
ローソンATMでは、ATM画面に「スマホ関連サービス」という表示部分があるので、その中の「スマホ取引」というボタンをタッチ、QRコードが表示されるのを確認します。

共通操作手順② 住信SBIネット銀行アプリにログイン(入金・出金共通)
住信SBIネット銀行アプリにログイン、ホーム画面の「アプリでATM」アイコンをタップします。

【補足】上の画面では表示していませんが、画面内で左上に以下のような表示が出ていればセキュリティの「スマート認証NEO」が登録され、稼働中の状態を示しています。

共通操作手順③ スマートフォンの画面に表示された取引を選択(入金・出金共通)
ここで選択した内容によって次から操作が異なります。
引出し(出金)の場合は、次手順「ATMでの利用方法:引出し(出金)手順」を、預入れ(入金)の場合は「ATMでの利用方法:預入れ(入金)手順」をご覧ください。

注1:本来ここで「カードローンの引出し、預入れ」も選択可能なようですが、カードローンを利用していない(設定していない?)、わたしの画面では表示されませんでした。
注2: キャッシュカードをもっていないかたは、初回利用時に「キャッシュカード暗証番号」の設定が必要で、ここで設定した「キャッシュカード暗証番号」が本サービス利用時の暗証番号になるようです。
ATMでの利用方法:引出し(出金)手順
出金操作手順① スマートフォンの画面で利用金額を入力
共通画面の操作後、スマートフォンの金額入力画面に進みます。
利用したい金額を入力(ここでは例として1万円を出金することで入力)後、「確認」をタップします。

出金操作手順② QRコードの読み取り画面に遷移、ATMに表示されたQRコードを読み取る
QRコードの読み取り画面に遷移しますが、初回利用時は「カメラへのアクセス許可」をする必要があります。
OKを選択し、ATMに表示されているQRコードを読み取ります。

出金操作手順③ スマートフォンアプリに表示された「企業番号」をATMに入力
QRコードを読み取ると、スマートフォンアプリに「企業番号」が表示されます。
その企業番号をATMで入力します。



出金操作手順④ 「自身の暗証番号」をATMに入力
キャッシュカードでATMをご利用する際と同じ「キャッシュカード暗証番号」を入力します。
キャッシュカードをもっていないかたは共通操作手順③で初回利用時に設定した暗証番号を用いることになります。
出金操作手順⑤ 出金取引完了
これで取引は完了です、引出し・カードローン借入であれば現金を受け取ります。
ATMでの利用方法:預入れ(入金)手順
入金操作手順① QRコードの読み取り画面に遷移、ATMに表示されたQRコードを読み取る
共通画面の操作後、入金操作の場合はすぐにQRコード読み取り画面に遷移します。
出金・入金を通じてはじめて操作をする場合、初回利用時は「カメラへのアクセス許可」をする必要があります。
OKを選択し、ATMに表示されているQRコードを読み取ります。



入金操作手順② スマートフォンアプリに表示された「企業番号」をATMに入力
QRコードを読み取ると、スマートフォンアプリに「企業番号」が表示されます。
その企業番号をATMで入力します。



入金操作手順③ ATMの紙幣投入口に預入れしたいお金を入れる
紙幣投入口が開きますので、預入れしたい金額を投入します。
入金操作手順④ 入金取引完了
預入れ・カードローン返済であればこれで完了です。
注意事項

上記で既に記載しており重複している項目も多いですが、念のため以下にあらためて注意事項を記載しておきます。
①本サービス「アプリでATM」の利用には「スマート認証NEO」の登録が必須
②一部ATMを除く全国の「セブン銀行もしくはローソン銀行」ATMが対象のサービス
③ATM入出金手数料の無料回数は、
③-1:自身のスマプロランクによって回数が変動
③-2:アプリでATM以外のサービスで利用した取引と共通
④引出限度額「キャッシュカード引出限度額」が適用される(限度額は、「お客さま情報照会・変更」ボタンの「カード設定」で変更可能)
⑤1回あたりの預入れ、引出しの利用限度額は、金融機関・ATMの機種で異なる
⑥本アプリの対応機種はiOS10.0以上または Android6.0(注1)以上
注1: Android5.Xの場合、「アプリでATM」機能以外のアプリ「住信SBIネット銀行」の機能は利用可能とのこと
使ってみて、わたしの感想


住信SBIネット銀行は独自に便利なサービスをさまざま展開していますし、手数料無料で利用できる回数(ATM手数料、他行振込手数料)も多く、非常に便利に利用できる銀行口座だと思います。
そのうえ、アプリで今回ご紹介したようなサービスも利用できるなど、かゆいところに手が届くサービスを多数展開しています。
自分なりの工夫をすれば、住信SBIネット銀行の定額自動入金&定額自動振込などのサービスを使い、楽天銀行へ振込&引落しをすれば楽天ポイントも貯まるなど、組合せて利用することでさらに利便性も高めることができます。
セブン銀行とローソン銀行に限定してのサービスではありますが、全国に展開している両コンビニでもありますし、利便性は高いと思います。
気になるかたは、一度「住信SBIネット銀行」について、調べてみられてはいかがでしょうか。
この記事がなにかの参考になれば幸いです。
それではまたっ!!
関連記事です。
住信SBIネット銀行は、地方で暮らすわたしでも地方銀行をさしおいて(地方銀行の殆どの口座が不要に思えるほど)サービスが豊富で便利な銀行です。
住信SBIネット銀行の紹介記事は「【おすすめ銀行②】住信SBIネット銀行は使い勝手のいい便利な銀行口座!」をご覧ください。
便利に(オトクに)利用できる口座として楽天銀行も活用しています。
楽天銀行の紹介記事は「【おすすめ銀行①】楽天銀行は持っていて損のない銀行口座!」をご覧ください。