投資メモ

【2023年9月】QQQ月間騰落率など

2023年9月のQQQ月間騰落率などについて、簡単にまとめておきます。

QQQは我が家の主要投資先となっていることもあり、今後定期的にアップしていこうと思います。

 

【2023年9月】QQQ月間騰落率など

市場の振り返り

2023年9月は、月末のFOMCなどを見据え期待と不安が交錯する不安定な相場環境、連動する長期金利のアップダウンなどが市場の心理を大きく揺さぶった時期だったという認識です。

 

1ヶ月程度のスパンでなにがあったかを振り返るのに、各証券会社がマーケットの振り返りをマンスリーレポートという形で紹介されており、非常に便利です。

(外部リンク)2023年9月のマーケットをザックリご紹介(日興アセットマネジメント)

 

わたしは日興アセットマネジメントを参考に見ていたりもします。

市場動向や、トッピックス別(原油視点、金融政策視点、インフレ動向視点 etc…)でのまとめなど、複雑な情報をわかりやすく、短くまとめられていて非常に便利な資料です。

 

次からはQQQの2023年9月などの状況を確認していきます。

 

2023年9月 QQQ日々騰落率

前日との株価終値差から日々の騰落率を集計したものです。

1.2023年9月 QQQ月間騰落率

 

9月はとくに相場が荒れて下に向かいやすいという過去の経験則が語られる印象の時期です。

  • 市場開催:20日
  • プラス終了:10日(勝率換算:50%)
  • 日々最大騰落率:+1.18%
  • 日々最低騰落率:-1.83%
  • 平均変動率:-0.26%

2023年9月は上記のような結果でした。

(日々の変動状況はグラフで確認ください)

 

QQQ運用開始以降、全期間でみると勝率換算50%以上で終了した9月は、2023年を含め、25回のうち13回でした。

最大、最低ともに約±1.9%程度も、過去と比較して高いというわけでもありません。

 

2023年9月は例年の9月よりも全然安定していた推移だった、という個人的な印象です。

 

 

QQQ月間騰落率(2023年、全期間)

前月末と当月末の株価終値差から月間の騰落率を集計したものです。

2023年は年初来の推移をグラフ化して、QQQ運用開始以降の全期間は集計表で表示しています。

 

2023年 年初来

2.2023年 1月〜9月 月間騰落率.jpg

 

  • 9月騰落率:-5.22%

 

2023年は上期のほぼ毎月騰落率がプラス推移に対し、8月からはマイナスへ反転。

直近はマイナス推移が2ヶ月連続していることが確認できます。

2023年のマイナス5%を超える下落は過去の月間騰落率ではどの程度の確率で発生していたのかは次の表で集計しています。

 

 

運用開始以降 全期間

QQQ運用開始1999年以降の月間騰落率をある程度の範囲に細かく集計したものです。

  • プラス圏:0を超える / 1%超 / 3%超 / 5%超/ 7%超 / 10%超
  • マイナス圏:0を下回る / -1%超 / -3%超 / -5%超/ -7%超 / -10%超

 

3.QQQ月間騰落率 集計表

2023年9月の-5.22%(-5%を超える)は過去発生51回。

発生確率としては17.3%でした。

大きなマイナスだったかといえばそうでもなく、それなりに発生している、というところです。

それ以上の大きな下落は過去にもかなり発生しています。

その中で比べれば、別に普通の、いつも通りの下落、という程度にとらえています。

 

 

2023年 年初来推移など

日々騰落率の推移

こちらは2023年の年初来について、前日との株価終値差から日々の騰落率を集計したものです。

4.2023年 年初来QQQ月間騰落率

株価(赤線)を見ると、7月ごろから徐々に上値が重く、8月以降停滞、9月も引き続き下落基調、現在はレンジ相場で推移という状況が確認できます。

9月ごろの日々騰落率を見ると、他月に比べて大きいかといえばそうでもないです。

例年より全然安定した9月だったと個人的には捉えています。

 

 

日々騰落率の集計結果(2022年比較)

こちらは前年2022年と2023年の年初来について、集計比較したものです。

5.2023年 年初来からの集計表(2022年比較あり)

2023年

  • 市場開催:187日(9月末まで)
  • プラス終了:101日(勝率換算:54.0%)
  • マイナス終了:85日(換算:45.5%)

2022年

  • 市場開催:188日(9月末まで)
  • プラス終了:85日(勝率換算:45.2%)
  • マイナス終了:103日(換算:54.8%)

 

2022年と真逆の推移となっています。

昨年より全然調子がいい状況は変わっていません。

2022年は日々騰落率でも-3%超えが15回(2023年は現状0回)、-5%超え2回(2023年現状0回)と、日々の変動も安定しています。

 

下落が大きいと反動が大きいという2022年に対し、比較的小さな上昇を繰り返しながら、上に上にと向かっていた2023年といった印象です。

 

直近は停滞していますが、10月以降、どうなるかには注目ですね。

 

 

2022年と2023年 1月〜9月の株価と日々騰落率の推移比較

最後に2022年との株価および日々騰落率推移の比較を参考にまとめておきます。

(視認性が悪いですが、ご了承ください)

  • 2023年の日々騰落率(縦棒)
  • 2022年の日々騰落率(縦棒)
  • 2023年の株価
  • 2022円の株価
6.【参考】2022年と2023年 1月〜9月の騰落率推移比較

この推移をみても安定感は2023年のほうが上ですし、9月の下落インパクト(日々も月間も)にしても、2022年のほうが大きかったことが一目瞭然でわかります。

 

参考に下の比較は2022年と2023年の9月日々騰落率をスパンをあわせて比較したものですが、2022年のほうが下に(そのあと反発で上にも大きく)動いています。

7.2023年と2022年の9月単月 日々騰落率推移比較

2022年の相場をに比べれば、2023年の9月は大したことのない変動だったという印象にまとめておきます。

 

 

 

遠くを見て考えているイメージの写真

個人的には趣味の勉強に忙しく、9月はとくに相場から意識が離れていることが多かったです。

最近はめっきり投資系YouTube動画などを見る時間も減りました。

むしろ、ほとんど見なくなったと言ってもいいほど、いい意味で別の趣味に時間と意識が向かっています。

 

毎月少額ではありますが、すでにお金に働いてもらう環境としてNISAとiDeCoで投資を続ける仕組みを作っていますので、いい意味で別の趣味に意識が向いてもいいかなと。

多額ではないにしても、お金にはすでに働いてもらっていますので、心に少し余裕は生まれます。

新NISAが始まる前に、いい意味で肩の力が抜けている感じがします。

 

10月に入り、来年の新NISAに向けて各証券会社の誘致(サービス改善)活動が活発な印象ですね。

  • 各種取引手数料を無料にしたり
  • 独自の投資信託を発表したり などなど

個人的には米国株取引(テスラなど)の取引手数料が新NISAに対して無料となるのは大きいです。

成長投資枠はいまのところ、テスラですので。

 

知り合いも投資に少し興味を持ち始め、口座開設準備を進めていたりします。

このように、「知って」、「知ったら少しでも早く」行動に移せる人だけが将来に備えていけると個人的には考えています。

 

年齢とともに何事も行動に移すのが億劫に感じたりすることもあるなか、とかく新しく、知識もなく、分からないことを始めるには動作が重くなりがちです。

でも、だからこそ、その前提のもと意識して行動に繋げていきたいと思います(投資に限らず)

興味を持ったなら、まず少し行動してみる。

 

そんな意識を持って、これからも生活していきたいと、意識を新たにしています。