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【感想】”LIFE SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略”のご紹介

こんにちは、おーです!

最近、”LIFE SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略”を読みました。

個人的には、これからの人生を考える上で、非常に勉強になる有意義な本でした!

おー
おー
読者が選ぶビジネス書グランプリ2017で総合グランプリを獲得しているんですね、納得です。

”LIFE SHIFT(ライフシフト)100年時代の人生戦略”のご紹介

リンダ・グラットンさん、アンドリュー・スコットさん著。「人生100年時代」到来と言われる現代において、「これから先を見据えて、どういったことを考えなければいけないか」、「そのためにはどのような心構えや行動をしていく必要があるか」を、以下のざっくりした年齢構成で示すモデルケースを用いて紹介しています。

3種類のモデルケース

私達の親世代のケース

私達の親世代については、すでに訪れている退職後の引退生活に突入している人も多数だと思いますが、概ね人生のステージは3種類「教育・仕事・引退」として紹介されています。今までの人生設計の基本ケースとして紹介されているこのケースをベースとして、私達世代以下はどのようにこのケースから変わっていくことが想定されるのか?を本書で詳しく紹介されています。

私達の世代(30代、40代、50代など)のケース

世界のテクノロジーがすごい速さで進歩しており、スキルの価値が瞬く間に変わっていくという現代において、現在持っているスキルで、どんどん延びていくと想定される定年退職までの就労期間を乗り切っていけるのか?

1つの会社に依存しないスキルを身につけておく必要はないか?

また、将来受給できるであろう年金についても、親世代ほどの手厚い保障はあてにできないことも想定される現状にどう対策をしていかなければいけないのか?

人生のステージを「教育・仕事・+α・引退」といったようなステージで書かれているメージです。

子どもたち世代(20代以下)のケース

現在でさえ進歩が早いこの世界において、子供たちが就労するようになる時代は、親世代が経験してきたような就労方法がどんどん見直されていくことが想定される。

そのような時代をどう捉え、どのように対応していく必要があるのか?

日本は少子高齢化が進み、年金はさらに期待できないことが想定される更に厳しい時代を、自身のキャリアも築きながら、どう考えて対応していけばよいか?

人生のステージを「教育・+α・仕事・+α・引退」といったようなステージで書かれているメージです。

新たに登場するステージに対してどう対応していけばよいか

上記のような私達以下の世代に訪れる難題を「見えない資産」、「お金」、「時間」、「人間関係」といった視点で、いかに構築し、また活用し、乗り越えていけばよいのか?といったことが紹介されています。非常に多方面からの視点で、具体的な対策を紹介されており、参考になりました。

おー
おー
出来るだけ時間を味方につけるためにも、若いときからこのような考えを取り入れておくことができれば、人生を更に充実させることができるのではないでしょうか。

 

自分たちの生活に置きかえる

自分が感じたこと

この本の話は、よほどお金が裕福で、将来に渡って安定した収入が期待できる方には、そんなに気にする必要はないのでしょう。

しかし、私を含めた大多数の人はこの本に書かれているようなことは、非常に密接に関係があるのではないでしょうか。

書かれている世代がまさに私達世代のことでもあり、具体的な人物像が想像でき非常に参考になりました。

恥ずかしながら今まで、本書で語られている「自分への投資」ということに頭が向いていない期間が、あまりにも長かったこともあり、猛省しているところです。

おー
おー
お金など、目に見える資産も大切だけど、本で語られてい目に見えない「無形の資産」も人生を充実させるために、ホントに大事だなぁ(反省・・・)

将来に向けた行動を

私達のような世代(40代、50代〜)においても、まだまだ長い就労人生が、そしてその後の引退生活が待っています。

将来を少しでも有意義に過ごせるような準備を、今から明確な目標を持って、できることから実行したほうがよいと感じました。

また、たとえ実践しないことを選択したとしても、これからの世界がどのようになっていくと想定されているかという視点でも、視野を広げるために頭に入れておいたほうがいい情報でした。

当たり前のことですが、誰にも自分の寿命がいつまでか?なんてわかりません。

長寿を不幸ではなく、恩恵に変えていけるよう、時間は平等で限られていますが、限られた時間の中で自分なりに優先したほうが良いと思える取り組みに「今の自分に」少しでも投資していきたいと思います。

奥様
奥様
私も読んでみようかしら。
おー
おー
そうだね、活字で読むのが苦手な人には、マンガ版もあるみたいだし、読んでおいて損はないと思うよ。

皆様の不安を煽るようなつもりはありません、あくまで個人的な意見としてご紹介させていただきました。

抽象的で、とりとめもない話になり恐縮ですが、個人的には何度も読み返したい良本だと思えました。

それではまたっ!!